埼玉県では、現在新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした緊急事態宣言を発令しています。
今回は、「コロナなのでは?」と不安な症状があるときの問い合わせ窓口をまとめました。「高熱があり体調がすぐれない」「新型コロナウイルスに感染していないか不安だ」という人は、ぜひお読みください。
※掲載内容は執筆当時(2021年2月8日)のものです。最新情報は事前にご確認ください。
[ad1]目次
発熱した!どうしたらいいの?
地域の「かかりつけ医」へ電話相談

「高熱などがあり、普通の風邪とは思えない」「新型コロナウイルスの症状に似た体調不良で苦しい」というときは、まずは日頃から診察を受けている地域の「かかりつけ医」へ電話で相談しましょう。
病院によっては、発熱がある方の診察をやむを得ず中止しているところもあります。相談なしに窓口へ行くと、診察を断られてしまうかもしれません。
手間を増やさないためにも、最初はかかりつけ医への電話からはじめましょう。
かかりつけ医の電話相談では、状態により来院を指示される場合、他の医療機関を紹介される場合、そして「埼玉県指定診療・検査医療機関」の受診をすすめられる場合があります。
まずは、かかりつけ医の指示に従いましょう。
かかりつけ医で対応できないときは「埼玉県指定診療・検査医療機関」へ相談

かかりつけ医で対応できなかったときは、県が地域ごとに定めた診療・検査医療機関を調べ、問い合わせてください。
埼玉県は「新型コロナウイルス感染症」「インフルエンザ」の二つに関し、必要な検査を行う医療機関を「埼玉県指定診療・検査医療機関」として指定しています。
このシステムでは、これらのキーワードでしかるべき医療機関を検索・確認できます。
また、厚生労働省発表の「自費検査を提供する検査機関一覧」もあります。県別に紹介されており、受付時間、検査費用や検査時間などが確認出来ます。
受診先の確認・相談をするには
「どこの医療機関へ問い合わせるべきか、よくわからない」「体調不良で、どのように医療機関へ行けばいいかわからない」といった不安があるときは、相談内容に応じ以下の窓口へお問合せください。
[ad1]埼玉で発熱外来PCRセンターを受診するには?
新型コロナウイルスの「PCR検査」とは

新型コロナウイルスへの感染を調べるには「PCR検査」が必須です。
新型コロナウイルス感染症の診断における鼻咽頭ぬぐい液及び唾液の有用性について、発症から9日以内であれば、両者で良好な一致率が認められるとの研究結果が示されました。
この結果をもとに、6月2日「症状発症から9日以内の者については唾液PCR検査を可能」とすることとしました。
厚生労働省|新型コロナウイルス感染症に関する検査についてより引用 (2021年2月8日現在)
埼玉県の「発熱外来PCRセンター」を探すには
埼玉県医師会と郡市医師会は、協働して県全域に「発熱外来PCRセンター」を設置しました。ただし検査を受けられるケースは、以下に限定されています。
上記のように、まずは医師の診断後に紹介を受けてからの受診になります。海外渡航に当たり、陰性を証明するための検査等は対象にならないのでご注意ください。
「県指定診療・検査医療機関」来院時の注意事項

新型コロナウイルスの感染拡大により、全国的に総合病院などでの集団感染(クラスター)発生と、病床使用率の上昇が問題視されています。
埼玉県庁の公式サイトにある埼玉県指定診療・検査医療機関検索システムのページでも、問い合わせ前にルールを守るよう呼びかけています。
注意事項 (医療現場の混乱を防ぐため、必ずお読みください)
- 他の症状の患者と接触しないように発熱患者専用の受付時間を設定しています。必ず事前に電話連絡をしてから受診してください。
※事前連絡をしないで医療機関に行っても、受診できないことがあります。
- 検査は、医師が必要と認めた場合に限り行われ、漠然とした不安がある、陰性証明がほしいという理由での検査はできません。
- 診療のみを行い、検査は連携する医療機関等へ引継ぐものも含んでおります。
- 受診の際はマスクを着用し、医療機関の指示に従ってください。公共交通機関の利用を控えて受診してください。
埼玉県指定診療・検査医療機関検索システムについてより引用 (2021年2月8日現在)
【重要】医療機関により検査費用・検査可能な日時などが異なります
各医療機関によって、受診時のルールには違いがあります。
各医療機関に、事前にご確認の上受診するようにしましょう。
また、陰性証明書については発行していない医療機関もあるため、必要な場合は発行の有無を事前に確認しておきましょう。
「コロナにかかっていないか不安だ」「陰性証明書が欲しい」という理由での検査はできないので、ご注意ください。
自治体の「新型コロナウイルス感染症対策」を調べよう
埼玉県における新型コロナウイルスの発生状況や、県の施策などを調べたいときには、以下のサイトをご確認ください。
「県主催イベントの取扱い・屋内県有施設の休館等について」「新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について 」など、有益な情報が掲載されています。
検査費用の助成を行っている市町村も
市町村によっては、新型コロナウイルスに関連する検査の費用について、助成を実施しています。
お住まいの自治体にも、同様の制度があるかもしれません。検査の前後に、市町村の公式サイトなどで調べてみてください。
エッセンシャルワーカー向け「新型コロナウイルス感染症とこころのケア」も要チェック
埼玉県では、県内在勤・在住の「エッセンシャルワーカー」(医療従事者、福祉施設職員、スーパーの店員、宅配・配達等の物流に携わる従事者)を対象にした相談窓口を開設しています。
対象の方は、ご活用してはいかがでしょうか。
埼玉で発熱して不安なときは「埼玉県庁」公式サイトを確認!
埼玉県は県民に対し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、不要不急の外出自粛等を呼びかけるなどしています。それだけでなく、県民の心身の健康を守るため、さまざまな施策を実施しています。
詳細を知りたいときは、埼玉県|新型コロナウイルス感染症総合サイトがおすすめです。
平和な日常を取り戻すためにも、皆で協力して「新しい生活様式」を守りましょう!

埼玉県戸田市に住む40代女性です。植物、無印良品、和菓子、浦和の蔦屋書店、大宮のecuteを愛してます。