今回は埼玉県のおすすめの御朱印をご紹介します。近年、切り絵など凝ったデザインもよく見かけるようになりましたね。
エリアは川口市、行田市、鴻巣市など。九重神社、川越八幡宮、高麗神社、前玉神社、鴻神社などの御朱印を見ていきましょう。
お寺や神社での御朱印集めが好きな方必見!季節限定やかわいい猫の御朱印もあり、つい集めたくなるものばかりです♪
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
埼玉の御朱印① 境内に大きなスダジイと言う御神木があることで有名 スダじい御朱印
九重神社(川口市)
まずご紹介するのは川口市にある「九重神社」です。
九重神社の御朱印は、基本的に九重神社、三ッ和氷川神社、御神木御朱印、スダじいの4種類。時期によって期間限定の御朱印をもらえることもあります。
九重神社内には「スダジイ」という大きな木が2本あり、その樹齢は500年以上とされています。この御神木の精霊が「スダじい」と呼ばれており、九重神社のマスコットキャラクターとして参拝者を500年以上見守ってきました。
「御神木御朱印」は1年を通して8種類、「スダじい御朱印」は毎月デザインや色が変わります。
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例えば1月は鏡餅スダじい、2月は鬼スダじい、7月は彦星スダじいなど。その季節ならではの可愛いスダじいの御朱印がもらえるので、毎月通って全種類コンプリートするのも楽しいですね。
御朱印を受け付けている時間帯は日によって異なり、中には御朱印に対応していない日もあります。
御朱印をもらいたい場合には事前に公式HPの授与カレンダーを確認してから行くことをおすすめします。
埼玉の御朱印② 川越市制施行100周年を記念した御朱印
川越八幡宮(川越市)
続いてご紹介するのは、川越駅から徒歩6分のところにある「川越八幡宮」です。創建は平安時代の1030年。約1000年の長い歴史を持つ由緒正しき神社です。
縁結びのイチョウの木があることで有名な他には勝負の神様としても崇められており、スポーツ選手なども試合前によく訪れています。
こちらの神社では川越八幡宮の他に、川後三峯神社、民部稲荷神社、仙波東照宮の御朱印ももらうことができます。
ど川越のシンボルが美しくデザインされています。
川越らしさが溢れた御朱印で参拝の素敵な思い出になりますね。
こちらの100周年の記念御朱印には、記念ファイルも付いてきます。限定1000枚なのでぜひお早めに訪れてみてくださいね。
他には季節限定の花手水御朱印もあり、時期によってデザインが変わります。何度も訪れてすべてゲットしたくなりますね。
埼玉の御朱印③ 埼玉県唯一の出雲大社 赤口の日はデザインの異なった御朱印
出雲大社 埼玉分院(朝霞市)
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続いてご紹介する埼玉の御朱印は「出雲大社 埼玉分院」の御朱印です。もともとは「荒船神社」として創建し、現在は県唯一の出雲大社として知られています。
外観は、全長約5mもある大しめ縄が特徴的です。みがわり大国主大神は、調子が悪い部分を触るとご利益があるとされ、身代わりになってくれると言われています。
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出雲大社 埼玉分院でもらえる御朱印の種類は4種類で、通常の御朱印の他には毎月限定の御朱印や、2ヶ月に1回デザインが変わる干支限定の御朱印など。
また、出雲大社 埼玉分院では「赤口」の日は特別で縁むすびに縁起の良い日とされており、この赤口の日の参拝がすすめられています。
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月に4~6回ほどある赤口の日に訪れると、背景が桃色の限定の御朱印をもらうことができます。縁結びは男女の仲だけでなくすべての出会いの縁なので、ぜひ赤口の日を狙って参拝しに行きましょう。
埼玉の御朱印④ 季節などに合わせ境内で見ることの出来る草木の添え印の御朱印
高麗(こま)神社(日高市)
次は日高市にある「高麗神社」をご紹介します。
春になると境内にある樹齢300年のヒガンザクラを見に訪れる観光客も多く、桜の名所としても名の知れたこの高麗神社。この時期には例年餅つきや獅子舞なども行われ、賑わいをみせています。
太宰治や坂口安吾などの数々の文化人も参拝に来たとされている歴史のある神社です。参拝後に総理大臣になった政治家が6人もいることから出世明神としても知られています。
境内の近くには、国指定重要文化財にも登録されている茅葺き屋根の「高麗家住宅」も。参拝と一緒にぜひこちらも見学してみましょう。
高麗神社の御朱印は、月により御朱印に描かれる植物の種類が異なるのが特徴です。
1月と11月は2種類ずつで、1年すべて合わせて14種類。1月下旬はスイセン、2月はツバキ、3月はウメ、4月はサクラ…と境内で見ることのできる植物が描かれています。
季節のうつろいを感じながらゆっくり散策してみましょう。
埼玉の御朱印⑤ 季節の添え印と挟み紙の御朱印
武蔵第六天神社(さいたま市)
続いてご紹介するのは、1782年に創建した「武蔵第六天神社」です。武蔵第六天神社では御使役が天狗様とされていて、お守りやおみくじなど天狗をモチーフとしたものがたくさんあります。
青色の鳥天狗と赤色の大天狗が描かれた大きな絵馬も有名で、家内安全や商売繁昌にご利益があるとされています。
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柚子と椿など季節に合ったお花のイラストがとても美しいですね。毎月もしくは月に2回変わります。
御朱印と同じく評判なのが、色鮮やかな可愛いイラストが描かれた挟み紙です。こちらも月替わりで、2021年12月の挟み紙は年越しそばを美味しそうに見つめている天狗様たち。
どの月もとても可愛らしい絵で、ついすべて集めたくなってしまいますね。
埼玉の御朱印⑥ 所沢飛行場をモチーフにした飛行機・飛行船のロマンがつまった御朱印
所澤総鎮守 所澤神明社(所沢市)
続いてご紹介する埼玉の御朱印は「所澤総鎮守 所澤神明社」の御朱印です。
我が国の航空の発祥の地としても知られている所沢。明治時代に初めて飛行場が作られ、初のテスト飛行でここ所沢を飛んだとされています。
操縦士である徳川好敏大尉は飛行前にここ所澤神明社に成功を祈願しに来たということで、以来、航空発祥ゆかりの神社として広く知られています。
境内には飛行から100年記念に創建された鳥船神社もあり、航空安全・交通安全の神社としても有名です。
こちらでは、神明社と鳥船神社の御朱印をもらうことができます。
鳥船神社の御朱印は3ヶ月ごとにデザインが異なり、1~3月は飛行船雄飛号、4~6月はアンリ・ファルマン機、7~9月はブレリオ機、10~12月はライト機が描かれています。
飛行機や飛行船にゆかりのある所沢ならではのユニークな御朱印です。
埼玉の御朱印⑦ 月の限定猫シリーズの御朱印 猫好きにはたまらない♪
埼玉県名発祥の古社 前玉神社(行田市)
次にご紹介するのは、行田市にある「前玉神社」です。昔は「幸魂(さきたま)神社」として知られており、恋愛成就や夫婦円満のご利益をいただける神社として有名です。
こちらの前玉神社の境内では4匹の猫が飼われており、名前はさくらちゃん、ミントくん、きなこデラックスちゃん、ガガくん。
毎月22日を含む約1週間限定で、この4匹どれかの猫のイラストが書かれた御朱印をいただくことができます。
また猫の日(にゃんにゃんにゃんの日)である2月22日には、この4匹が1枚に描かれたスペシャルな御朱印も! 猫ちゃんは自由気ままに暮らしているとのことなので、いつでも猫ちゃん4匹に会えるとは限らないとのこと。
1回で4匹とも会えたらレア! ぜひ探してみましょう。
埼玉の御朱印⑧ こうのとりのお宮 季節に合わせた限定御朱印
鴻巣総鎮守 鴻神社(鴻巣市)
最後にご紹介するのは、子授け・安産神社として知られる「鴻巣総鎮守 鴻神社」です。
卵の形をした「こうのとりのたまごお守り」が有名で、子供を授かりたい多くのご夫婦が訪れています。社殿の近くには樹齢500年以上のイチョウ「夫婦銀杏」があります。
鴻巣総鎮守 鴻神社の御朱印はなんといっても種類がとても豊富! 鴻神社、三狐稲荷神社、疱瘡神の御朱印の他には季節限定の御朱印もあります。
すべて書き置きの御朱印ではありますが、こうのとりがデザインされたカラフルでおしゃれな御朱印がたくさんありどれにしようか悩んでしまいますね。
御朱印帳も様々な可愛いデザインがあるのでじっくりと見てみてくださいね。
埼玉の神社にかわいい御朱印をもらいに行こう!
月替わりや季節ごとに変わるデザインの御朱印も多いので、何度訪れても楽しむことができます。
参拝の記念にもなり、数年後見返したときに思い出として懐かしむことができるのも御朱印の魅力ですね。様々な埼玉の神社にたくさん足を運び、かわいい御朱印で御朱印帳を埋めてみてください♪
埼玉県在住、20代女性ライターです。大好きな埼玉県を様々な角度からたっぷりお伝えできればと思っています!埼玉の知られざる魅力を発見していただけたら嬉しいです。