武州和牛とは埼玉のブランド農産物であり、読み方は「ぶしゅうわぎゅう」です。幅広く注目されているお肉ですが、詳細が分からない方もいるでしょう。
今回は武州和牛の特徴に加え、美味しくいただけるお店を4選ご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
埼玉県民なら一度は食べたい武州和牛の特徴とは
武州和牛は平成15年の商標登録により誕生した、埼玉県産の黒毛和牛のブランドです。牛は生まれた場所ではなく、肥育年数の長い場所が産地に指定されます。
武州和牛は、各都道府県から良質な黒毛和牛を厳選し、自然豊かな埼玉で28ヶ月以上肥育された牛なのです。
熟練の飼育のプロが、快適な飼育環境の整備や飼料(牛のエサ)にこだわりを持ち、丁寧に育てています。
武州和牛の魅力は何といってもきめ細かな霜降り牛肉であることです。口に入れると舌触りが柔らかく、良質な脂肪と牛肉の香りがふわっと広がります。
噛み続けることでコクも感じられる、上質で味わい深いお肉です。
次章から武州和牛を堪能できるお店をチェックしていきましょう。
武州和牛を焼肉で食べるならこのお店【牧場直営焼肉 七福】
「牧場直営焼肉 七福」は本庄駅から徒歩約20分の場所にある焼肉店です。ここは自社牧場の直営店で、武州和牛を中心とした新鮮なお肉を焼肉でいただけます。
名物はテレビで紹介されたこともある「プレミアム武州和牛七段盛り」。
この投稿をInstagramで見る
特選サーロインや極カルビ、カイノミなど、武州和牛のさまざまな部位が贅沢に盛られた一品です。また「武州和牛の焼きしゃぶ」も見逃せません。
この投稿をInstagramで見る
こちらは薄く切られた武州和牛をさっと炙り、こだわりの黄身ダレにつけていただくため、通常の焼肉とは違った風味を楽しめます。
他にも「上ロース」など単品メニューも豊富です。武州和牛の焼肉を味わいたい方はぜひ「牧場直営焼肉 七福」へ訪れてみてはいかがでしょうか。
武州和牛と地元産の食材たっぷりのダイニング【川越薪火料理 in the park】
この投稿をInstagramで見る
「川越薪火料理 in the park」は川越駅西口から直結のビルにある、本格薪火料理レストランです。
公園がテーマのおしゃれなダイニングで、武州和牛を含む埼玉のローカル素材をたっぷりといただけます。
ディナータイムには「はつかり醤油糀でマリネした埼玉県産武州和牛(A4)の薪火グリル」が用意されています。
「はつかり醤油」とは、発酵と熟成を続ける「もろみ」と蔵に潜む「蔵酵母」によって2年間じっくりと熟成させた醤油のこと。
はつかり醤油糀に浸した武州和牛を薪火で焼き上げており、醤油ならではの香ばしさと霜降り牛の旨味を感じられる一品です。
武州和牛を焼いているところを見られるため、より美味しくいただけますよ♪
この投稿をInstagramで見る
「埼玉地元素材の厳選薪火グリルコース」など、武州和牛の薪火焼きだけでなく埼玉県産野菜やデザートなどを楽しめるコースもあります。
薪火焼きの武州和牛を堪能したい方はぜひ「川越薪火料理 in the park」へ行ってみましょう。
武州和牛ステーキコースが自慢♪フレンチレストラン【GLOUTON 川口店】
川口駅から徒歩5分の場所にお店を構える「GLOUTON 川口店」は、おしゃれなフレンチレストランです。
ここでは2名以上で予約する場合、武州和牛がメインの「武州和牛ステーキコース」をいただけます。
コースメニューは前菜から武州和牛のステーキ、デザートまで全6品。
厚く切られた武州和牛とステーキソースの相性が抜群で食欲がわくメニューです。よりコースを楽しみたい方は魚料理を追加できるのも嬉しいですね♪
予約は来店希望日の当日20時まで可能なため、大切な記念日はもちろん、仕事終わりに予約をして訪れるのもおすすめです。
基本的にはディナーメニューですが、電話予約によりランチタイムも予約ができます。ぜひ「GLOUTON 川口店」でフランス料理の武州和牛を味わってみてください。
武州和牛と秩父の恵みを共に味わえる【cucina salve(クチーナ サルヴェ)】
「cucina salve(クチーナ サルヴェ)」は秩父にあるイタリアンレストランです。武州和牛を、レストランの自家農園で育てた野菜とともにいただけます。
メニューはランチ・ディナーともに事前予約制のコース料理のみとなっており、季節やその日の状況にあわせ、シェフのおまかせで作られます。
同じ武州和牛でもさまざまな料理をいただけることが魅力です。たとえば、武州和牛のポルチーニソースとメークインのピューレがセットになった一皿。
この投稿をInstagramで見る
柔らかいお肉とじゃがいもの相性がよく、見た目も美しいメニューです。また特性ソースがかかった武州和牛のタリアータは、自家製の野菜と一緒にいただけます。
この投稿をInstagramで見る
武州和牛の新たな味を発見したい方はぜひ「cucina salve(クチーナ サルヴェ)」へ行ってみてはいかがでしょうか。
埼玉ブランド農産物である武州和牛を堪能しよう
武州和牛は、熟練の飼育者によって丁寧に肥育された埼玉ブランド農産物です。きめの細かい霜降り牛で、やわらかくまろやかな味わいが楽しめます。
埼玉には武州和牛をさまざまな形で楽しめるお店が存在するため、ぜひ本記事を参考に訪れてみてくださいね。
食べることが大好きなママライター。趣味はおいしいランチ店を探すこと。生まれ育った埼玉の魅力を、幅広い世代の方にお伝えしていきます!