川越名物といえばさつまいも!
川越市内ではさつまいもを使ったさまざまなスイーツや食べ歩きメニューを楽しむことができ、行列ができる人気店もあるほど。さつまいもを使ったお土産も有名です。
今回は川越で楽しめるさつまいもの厳選グルメを一挙紹介します!
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
川越のさつまいもはなぜ有名?
川越=さつまいものイメージがありますが、川越でさつまいもの栽培が盛んになったのは江戸時代のこと。「暴れん坊将軍」で有名な徳川吉宗が飢饉対策としてさつまいもの普及に取り組むなか、川越でもさつまいもの栽培が始まりました。
さつまいもは安く手に入る甘いものとして、寛政年間(18世紀末)に江戸で大ヒット。川越のさつまいもも江戸まで船で次々と運ばれ、質の良さから大人気となりました。
さつまいもは重く陸路で運ぶのに不向きだったこともあり、川越のさつまいもは有名になっていたのです。
川越名物!さつまいものパリパリチップス♪
【おさつチップ】小江戸おさつ庵
川越のさつまいもスイーツの代表的存在といえば、さつまいものパリパリチップス♪
なかでも「小江戸おさつ庵」のさつまいもチップスはその大胆な見た目もあって大人気の食べ歩き商品です。インスタ映えするので、小江戸・川越の歴史ある街並みと一緒に写真を撮る人が続出しています。
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花束のような「おさつチップ」は川越産のさつまいもを縦にスライスして揚げたもの。うっすらと塩味のする素朴な甘さが癖になります。
チップ1つにつきディップソースが1種類無料で選べるので味変も可能。「塩バターソース」と「紫おさつクリーム」が人気です。このほかソフトクリームやサンデーもあります。
大人気店なので行列もたくさんできるお店ですが、並ぶ価値は十分ありますよ♪
川越で食べたいさつまいもスイーツ♪
【どんだけ~芋プリン】川越プリン
さつまいもと相性のいいのがプリン。プリン専門店「川越プリン」でもさつまいもを使ったプリンがありますが、食べ歩き看板商品として一番の人気を誇るのが「どんだけ~芋プリン」です。
川越いもプリン×川越芋モンブランソフトクリーム×芋チップという黄金の組み合わせは大人気!
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プリンは川越産さつまいもを練り込み、ダイスカットしたさつまいもを入れたもので一つ一つ手作りしています。
ソフトクリームはプリン味で、周りにしっとりした川越芋クリームが飾られています。ぱりぱりの芋チップと合わせてさまざまな食感が楽しめます。
どんだけ~芋プリンは店舗限定商品!川越の蔵造りの街並みを楽しみながらのんびりいただきましょう。
【焼き芋ブリュレ】小江戸焼き芋はち
さつまいもといえば焼きいも。小江戸焼き芋 はち(COEDO HACHI)は川越芋を使ったつぼ焼きの焼き芋が食べられる、焼き芋専門店です。
地下3mの蔵で10℃以上、湿度80%以上で2ヶ月熟成した芋は旨味も甘みも最高潮!遠赤外線を利用して2時間かけて焼いた焼き芋は甘くてしっとり♪
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そんな小江戸焼き芋 はちのおすすめメニューが「焼き芋ブリュレ」。
名物の焼き芋に自家製のカスタードクリームをトッピングした一品で、注文してからバーナーでキャラメリゼしてくれるため何ともいえないパリパリ感のある香ばしさが特徴。食べ歩きにぴったりです。
【贅沢「芋」パフェ】高級芋菓子しみず 小江戸川越店
鹿児島県産のさつまいもを使った絶品さつまいもパフェが堪能できるのが高級芋菓子しみず 小江戸川越店です。全国展開しているさつまいもパフェの名店で、2021年12月に川越店がグランドオープンしました。
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「贅沢『芋』パフェ」は「プレーンタイプ」「チョコタイプ」の2種類。ともにさつまいもチップがドーンと乗っており、紅はるかの焼き芋、紅はるか・安納芋の焼き芋ペースト、大学芋が入った「芋」感あふれる内容です。
プレーンタイプは紫いもクリームが目に鮮やか。チョコタイプはチョコソースにチョコアイス、チョコ生クリームが存在感を出しています。どちらも食べたい!という人はぜひ複数人でシェアしてみてくださいね♪
川越のさつまいもを使ったカフェメニュー♪
【さつまいものパンケーキ】cafe Matilda(カフェマチルダ)
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川越にはさつまいもを使ったスイーツが楽しめるカフェもたくさんあります。そのなかの一つが「cafe Matilda(カフェマチルダ)」。
アメリカンでポップな雰囲気の店内は昼はカフェ、夜はアメリカンダイナーに早変わり。ルート66でドライブしている気分に浸れます。
こちらで昼と夜に食べられるのが「さつまいものパンケーキ」。さつまいもが練りこまれたもっちりとした生地はほんのり甘く、その上に生クリームやさつまいもチップがトッピング。サクサクとした触感も楽しめます。
ランチは普通のサイズでドーンと楽しめますし、ハーフサイズもあるので、おやつやディナーの後のデザートとしてさっと食べられるのも嬉しいところです。
川越名物さつまいものお菓子をお土産に♪
【いも恋】菓匠右門
続いてはさつまいもを使った美味しいお土産をまとめて紹介します!一店舗目は菓匠右門の「いも恋」。
さつまいもと粒あんをもち粉と山芋の生地で包んだお饅頭で、もっちりした感触が魅力的♪川越市内に7店舗を展開しており、お土産に買いやすいのもポイントです。
一つ一つ手作りされており「菓匠右門 時の鐘店」など数店舗では蒸したてのいも恋を食べ歩きできます!お土産で持って帰る場合は食べる前に30秒ほど電子レンジで温めるのが美味しく食べるコツ。長期保存用に冷凍販売もありますよ。
【べにあかくん】くらづくり本舗
続いては明治20年(1887年)創業の老舗和菓子店・くらづくり本舗がつくる「べにあかくん」。食のプロが選ぶ「料理王国100選」で7冠を達成した絶品スイートポテトです。
ほくほくのさつまいもに新鮮な北海道産のバターと生クリーム、卵、さらに和菓子屋ならではの白あんを混ぜて丁寧に裏ごししたスイートポテトはとてもなめらかで口当たりがよく、ついつい食べ過ぎてしまいそう。
電子レンジで5秒ほどあたためるのもおすすめですよ。
くらづくり本舗は埼玉県で46店舗を展開中。手に入りやすさも魅力のお菓子です。
【芋クリームどら焼き】川越菓舗 道灌
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最後にご紹介するのは、川越城本丸御殿や川越市立美術館の近くにある大正10年(1921年)創業の川越菓舗 道灌。名前を冠した「道灌まんじゅう」の看板とうさぎの人形が目印です。
こちらでおすすめのさつまいもスイーツは「芋クリームどら焼き」。さつまいものペーストと生クリームをまぜたなめらかな餡がたっぷりと入ったどらやきはふわふわで絶品です。
このほか、さつまいもと白あんと芋の角煮を混ぜて竹の皮で蒸した、芋ようかんのような甘露煮「丁稚芋(でっちいも)」も人気ですよ。
川越でさつまいもスイーツを食べつくそう!
川越にはさつまいもを使ったスイーツがたくさん!食べ歩きができるものも多いので、川越散策のお供にいかがでしょうか。
もちろんカフェでまったりするのも、お土産にして家族や友達とのんびり楽しむのもおすすめですよ♪
旅行メディアから出産を機に独立した、埼玉県在住のフリーライターです。得意分野は旅行と歴史と食事。最近、公園やテーマパークを中心とした県内の幼児連れのお出かけ先には詳しくなりました。埼玉県の魅力を皆様に伝えられるよう、頑張ります!