大宮駅前東口通りの、老舗店オガワをご存じですか？
地元大宮で創業し、今年で93年を迎える老舗宝飾店です。
今回はドキドキしながら気になっていた地下街に潜入し、オガワと偶然出会えた経緯を順を追って、ご紹介していきたいと思います♪
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
大宮駅東口の「大門地下道」に潜入！
JR大宮駅東口は、商業地域として古くから栄えてきました。古き良き建物と新しく建てられたビルや店が入り混じっているので、混沌とした雰囲気の中にも趣を感じられますね。
再開発が続けられている大宮西口とは、また別の顔を持っているといえるでしょう。
そんな東口を背に大宮駅前東口通りは存在し、かの有名な氷川参道へと続きます。
通りを歩くこと2分、その地下街は存在します。非常に入りにくい雰囲気を醸しだし、利用する人はまずいないようです。
大通りのど真ん中にあるのにも関わらず、誰一人入っていく気配もなければ見向きもされない「大門地下道」。
一体、地下には何があるのでしょう。
独特な湿度と匂いが立ち込める階段を恐る恐る下ると、アジア映画で見たことのあるような薄暗い通路が見えてきました。
そんな地下へドキドキしながら降りていくと、二手に分かれる通路が。一方は薄暗い通路、そして、もう一方に光が煌々と輝くお店を発見！
勇気を出しトントンとドアを叩き、中へ入るとそこは地下通路とは対照的で煌びやかな世界が待っていました。
地下道で唯一営業する「メガネのオガワ」
昭和45年、メガネのオガワは開店しました。それ以前からオガワとして時計、ジュエリー、趣味嗜好品を販売し、この駅前の同場所で90年以上お店を営んできました。
現在は主に宝石、時計、メガネを取り扱う専門店で、ジュエリー時計の修理、リフォームなども受け付けています。地下では主にメガネ、時計を取扱い、一階ではジュエリーを扱っています。
長い歴史があり、国家資格である1級眼鏡作製技能士が在籍しているなど高い技術と知識を持ったスタッフが多数いるため、専門性を活かした接客が評判です。
品揃えが豊富なのはもちろんのこと、お客様に寄り添うスタイルのため長期に渡り通い続けて下さる方が多いそうです。3世代に渡り足を運んで下さるお客様も少なくないとは驚きですよね！
よく考えると、若い方からお年を召した方まで利用できるメガネ店って中々ありませんよね。チェーン店とは違った良さがあり、大切にしているメガネをわかってくれる、そんな自分だけのメガネ屋さんが見つかると素敵ですね。
信頼と安心感があるからこそ90年以上もの歴史を刻めたオガワですが、オーナーにお話を伺ったところ「良いスタッフがいたからこそ続けられた」というお言葉が返ってきました。
勤続年数が長いスタッフさんが多く、スタッフさんとの信頼関係を垣間見えたような気がします。
ゴージャスで荘厳な店内ですが、何故か懐かしさを覚え和やかで落ち着く時間を過ごせるのは、オガワで働く方々から醸し出す雰囲気なのかもしれませんね♪
メガネのオガワの上階には「オガワ本店」
地上階へ続く螺旋階段を登り、現れたのは素敵なジュエリー店。こちらでは、ブライダル商品、日常使いできるジュエリー、特別で豪華なジュエリーがなどが点在しています。
静かな空間で落ち着いて商品を選ぶことができるので、特に思い出に残るブライダルジュエリーを二人で慎重に選びたいという方におすすめです。
大事な記念日に一生ものを…、フラッと立ち寄って偶然出会った運命の逸品…、なんて素敵なジュエリーとの出会いが舞い込んできそうな予感がします。
お気づきの方も多いかと思われますが、こちらは大宮駅前東口通りの路面店「オガワ本店」と繋がっています。ほとんどのお客様がこちら正面入口より入られてから地下に行かれるそう。
埼玉初のデパートである「大一デパート」の一店舗としてリニューアルオープンした歴史も持ち、大宮と共に昭和・平成・令和と時代を越え人々に愛されているオガワですが、次の目標である100周年を迎えようとスタッフの方々は今から楽しみにしているそうです。
歴史があり、お客様との出会いを大切にしながらも次世代へと繋がるお店を目指すオガワ。是非、訪れてみたいものです。
大宮の地下道を覗いてみたら素敵な出会い♪
今回は、メガネのオガワとオガワ本店についてご紹介しました。
オガワに偶然にも辿り着き、毎日何気なく通り過ぎるような場所にも新しい発見や出会いってある♪と気づかされました。
心ときめくジュエリーやメガネとの出会いも、きっと偶然の産物。
何気なくふらっと立ち寄って、自分だけの宝物を探してみましょう♪
好奇心旺盛、お出かけ大好きな主婦ライターです♪日焼け対策を徹底しながらも、攻めの姿勢で取材に向かいます！他県出身だからこそわかる埼玉の魅力を、様々な角度からお伝えしていくのでお楽しみに♡
