埼玉県が発行する「パパ・ママ応援ショップ優待カード」(以下パパママカード)をご存じですか?
子育てをしている家族向けの優待カードで、買い物やレストランでの割引や特典など、お得なサービスを受けることができます。昔は紙のカードのみでしたが、今はアプリ版が出たのでさらに使いやすくなりました。
今回はさまざまなシーンで活用できるパパママカードについて、詳しく解説していきます。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
[ad1]パパママカードとは?
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パパママカードは埼玉県が子育て家庭をサポートすることを目的に、2007年から発行している優待カードです。カードに描かれた鳥の家族は、埼玉県のゆるキャラ「こばとん」。
県鳥のシラコバトがモチーフとなっています。
優待カード制度の対象は、18歳に達して最初の3月31日を迎える前の子どもがいる、または妊娠中の人がいる世帯です。
協賛店舗でカードを提示すると、料金割引やポイント追加、プレゼントの贈呈などの特典を得ることができます。特典はなんとすべて協賛店舗からの厚意とのこと!大変ありがたい取り組みですね。
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協賛店舗は公式サイトによれば、2021年3月10日時点で1万9428件。店舗には目印としてパパママカードと同じデザインの協賛ステッカーやポスターが掲示してあります。
入り口やレジ横などで見かけるケースが多いです。また、公式サイトでは協賛店舗の検索ができますよ。
パパママカードが使える協賛店舗・対象店舗の検索はこちらから
埼玉のパパママカードの対象者は?妊娠中の方や祖父母も使える!
パパママカードを使うことができるのは、子どもがいる世帯の人、つまりパパやママ、子ども本人です。
おじいちゃんやおばあちゃんも利用でき、さらに同居していない場合でもOKなのは嬉しいところ。孫へのプレゼントをお得に買うチャンスですね!
[ad1]パパママカードはいつどこでもらえる?
パパママカードは埼玉県内の各市町村窓口で受け取ることができます。
市町村によりけりですが、市役所の担当窓口、子育て支援センターや保健センターなどで配布しています。受け取る際は母子手帳または子どもの保険証の原本が必要なので、忘れずに持参しましょう。
また、妊娠中の方には母子手帳を渡す際に一緒にパパママカードを配布してくれる市町村もあります。そこで初めて制度を知る人も多いのではないでしょうか。
パパママカードを受け取った後は、裏面にカードを使う家族の名前と、18歳未満の子どもの名前・生年月日を書く欄があるので、忘れずに必要な情報を書き込みましょう。
書かれた名前が優待の対象になります。ただし、協賛店舗により「お子様のみ対象」など条件があるケースもあるので注意が必要です。
パパママカードの有効期限切れや紛失したら?
パパママカードには一律で3年間の有効期限があります。
有効期限が切れた場合は各市町村の窓口に必要書類を持参の上、受け取りに行きましょう。
また、パパママカードの貸し借りや譲渡はできないため、紛失した場合は速やかに再発行を依頼しましょう。再発行先は更新と同じく市町村の各窓口です。
パパママカードを2枚欲しい場合は?
パパママカードですが、1枚しか貰えないの?パパとママで2枚欲しい!と思う人も多いはず。
埼玉県福祉部少子政策課によれば、パパママカードを使うことができる人であれば問題ないとのことで、パパとママ、おじいちゃんとおばあちゃんがそれぞれ1枚ずつ持つことができます。
ただし、受け取りは子どもがいる家庭が住んでいる市町村の各窓口に必要書類を持参して取りに行く必要があるので、少し面倒ですね。
埼玉のパパママカードはアプリが便利!ダウンロード方法は?
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パパママカードは更新や追加発行・再発行のたびに市町村の各窓口に取りに行かなければなりません。手間がかかるし面倒、もっと便利に使いたい……そんな声に応えてくれるのが、スマートフォンアプリ版のパパママカードです。
カードの有効期限がくると自動で更新され、子どもの年齢が対象期間を過ぎると自動的にカード画面が表示されなくなります。
一度設定してしまえばあとは放置しても問題ない、とても使い勝手の良いアプリです。
パパとママはアプリで、スマホを持っていないおばあちゃんはカードで、といったように使い分けると便利ですよ。
使う際は、上部にあるスマホマークをタップして優待カード画面を表示させます。
また、「ポケットブックまいたま」のホーム画面、上左端のメニューボタンを押すと、「パパ・ママ応援ショップ優待カード」の文字が出てくるので、そこをタップして優待カード画面を表示することもできますよ。
[ad1]パパママカードは実は他県でも使える!
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埼玉県が発行しているパパママカードですが、実は県外でも使えるのをご存じですか?
これまでも群馬県をはじめとした5県と連携していましたが、内閣府の取り組みにより、2017年4月から、各自治体の発行する「子育て支援パスポート」の相互利用が可能になりました。
これにより、パパママカードは全国で使えるようになったのです!
他県にお出かけしたり、帰省したりする際はぜひ探してみましょう。
パパママカードをお得に活用しよう!
いかがでしたか?パパママカードの対象者が思ったほど多いことにびっくりされた方もいると思います。
もっとパパママカードを積極的に活用したい!という人のために、次回は飲食店でパパママカードを使う際のお得な情報を紹介します。
旅行メディアから出産を機に独立した、埼玉県在住のフリーライターです。得意分野は旅行と歴史と食事。最近、公園やテーマパークを中心とした県内の幼児連れのお出かけ先には詳しくなりました。埼玉県の魅力を皆様に伝えられるよう、頑張ります!