ムーミンバレーパークや宮沢湖など、近年観光地として人気が高い飯能市。観光で訪れる方も多いですが、実は名物グルメの宝庫であることをご存知ですか?
今回は、飯能でお土産にしたい伝統の銘菓や、ランチにぴったりな名物グルメをご紹介します。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
お土産におすすめ!飯能の名物和菓子
まず、お土産にも喜ばれる飯能名物の和菓子や洋菓子と、おすすめの名店をご紹介します。
新島田屋「味噌付けまんじゅう」
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「新島田屋」は、飯能駅から徒歩約8分の住宅街の中にある老舗の甘味処です。明治時代から続く昔ながらの佇まいで、地元の方にも親しまれています。
おすすめは、飯能のB級グルメ「味噌付けまんじゅう」。香ばしく焼いたまんじゅうに、甘辛い味噌ダレをたっぷりとつけた飯能の名物グルメです。
歴史は古く、江戸時代から食べられていたという説があります。
まんじゅうの中には、ほどよい甘さの餡が入っていて、甘辛の味噌と相性抜群!外はカリッと中はモチモチ食感のまんじゅうは、病みつきになる美味しさで、手土産にも喜ばれる一品です。
一串にまんじゅうが2個ついて、テイクアウト用は串なしで提供されます。注文後にコンロで炙り味噌を塗るので、ホカホカして香ばしい状態でいただけますよ。
購入後は店内のイートインスペースや店頭のベンチで、焼き立ての味噌付けまんじゅうを食べることもできます。
時間が経っても自宅で温め直すと、焼き立てのような香ばしさと風味が楽しめますよ。ぜひお試しください。
夢彩菓すずき「極上バーム」
およそ100年の歴史がある飯能の老舗洋菓子店「夢彩菓すずき」。国産の卵や小麦粉など、素材にこだわり伝統の味を守ってきました。
おすすめは、埼玉と群馬の5人の洋菓子職人が作る「極上バーム」です。高級感のあるバームクーヘンのフレーバーは「プレーン」、「チョコレート」、「メープル」、「クリームチーズ」、「グレーズ」の5種類!
「極上バーム」は厚みがあり、甘さ控えめでしっとりとした食感が特徴。昔ながらの風味で懐かしくなるという声も多いです。
お土産として購入するならば、5種類の「極上バーム詰め合わせ」がおすすめ!いろいろな味のバームクーヘンが楽しめるので、喜ばれますよ。
夢彩菓すずきのスイーツは、店舗販売のほかオンライン購入も可能です。ぜひ、「極上バーム」を味わってみてください。
飯能の名物料理!ランチにも◎
ここからは飯能でランチにもぴったりな、埼玉B級グルメ王決定戦で優勝したグルメやユニークな新名物をご紹介します。
筏うどん
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飯能名物「筏(いかだ)うどん」は、西川材の歴史と郷土料理のうどんが融合したご当地グルメです。
現在、飯能市内の「タケマツ」「長寿庵」「飯能グリーンカントリークラブ・レストラン」「和食処・じゃぽにか」「レイクサイドテラス名栗湖」「櫟庵」で提供されています。
飯能の新名物として誕生した「筏うどん」には、いくつかのルールがあります。
例えば、うどんの盛り付けは「ミニサイズの筏」と「飯能焼の皿」を使用し、副食をつけること。また、筏流しの由来や西川材の歴史が紹介されているチラシも添えられます。
うどんの味は店舗ごとに異なり、それぞれの伝統やこだわりの味が楽しめます。つけ汁や天ぷら、小鉢にも各店舗の個性が現れます。
可愛らしいミニチュアの筏にのった飯能名物「筏うどん」を、ぜひ一度お楽しみください。
長寿庵「すいーとん」
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飯能駅から徒歩約4分の飯能銀座商店街にある「長寿庵」は、レトロな雰囲気のお蕎麦屋さんです。
数あるメニューの中でも、おすすめは飯能のB級グルメとして知られる「すいーとん」。
ユニークな名前の「すいーとん」は、大きなすいとんの中に、飯能産の旬野菜や魚肉などの具材を入れ、現代風にアレンジしたすいとん料理です。
さらに、団子(すいとん)の生地には飯能産のマカが練り込まれており、飯能の代表的なご当地グルメとして発展しました。
長寿庵の「すいーとん」は、鶏肉や旬野菜などの具材がたっぷり入った団子と、お蕎麦屋さんならではの出汁が効いているスープで、さっぱりした風味が特徴。
提供される店舗によってテイストが異なるのも「すいーとん」の魅力のひとつです。
ランチには、ぜひ飯能名物グルメの「すいーとん」をお楽しみください。
飯能の名物グルメを味わってみよう♪
飯能には、100年以上も愛されている銘菓がある一方で、新名物グルメも誕生しています。ユニークで遊び心があるB級グルメは、県内でもトップクラスの人気を誇ります。
観光やビジネスで飯能を訪れる際は、ぜひ、お土産やランチでお立ち寄りください。
行田市在住の、webライターです。生まれも育ちも埼玉県!埼玉の魅力を伝えていきたいと思います。