「羽生(はにゅう)市」は、埼玉県北東部に位置する街です。時代劇「鬼平犯科帳」の世界を模した東北道「羽生PA」でご存知の方も多いでしょう。
今回は、利根川の水を活かした農業と織物業が有名な羽生の「ゆるキャラ・ご当地キャラクター」をまとめました。
「羽生が好き」「ムジナもんが気になる」「埼玉のゆるキャラをもっと知りたい」という方は、ぜひお読みください!
※掲載内容は執筆当時のものです。
今後の状況により変更される場合があるので、最新情報は事前にご確認ください。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター①ムジナもん
羽生市のゆるキャラの筆頭は「ムジナもん」です。
アナグマの別名で、妖怪の一種とも言われる「むじな」と、日本で唯一、羽生市「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」で自生する食虫植物「ムジナモ」をドッキングしたオリジナルキャラクターです。
チャームポイントは頭に乗せた「モロヘイヤ」と「ムジナモ」でできたシッポ。好きな言葉は「愛」と「藍」をかけた「あい」で、羽生の伝統ある藍染めをクールに着こなします。
10歳ほどの男子で性格は少しシャイ、サイズは人間の膝くらいまでという愛すべきゆるキャラです。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター②ムジナもんの家族
全身で羽生の見どころをアピールするムジナもんには、仲良しの家族がいます。
父は、地ビール「こぶし花ビール」を愛する「ムジナ三五八(さごはち)」。ムジナモ自生地近くにある羽生市農林公園「キャッセ羽生」でよく晩酌しているそうです。
母は、まんじゅうを赤飯でくるんだ羽生名物“いがまんじゅう”に似たスタイルの「ムジナいが」。
可愛い妹は、埼玉北東部特有の甘くない大福”塩あんびん”から名を取った「ムジナあんびん」です。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター③フナどん
ムジナもんには、愉快な仲間達もいます。親友は、羽生水郷公園に住む「フナどん」。
2人(2匹?)はほぼ毎日、公園や水族館で楽しく遊んでいるそうです。人の良さそうなタレ目と厚めのリップに、おっとりししたやさしい性格が現れていますね。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター④しらさぎ婦人
羽生市ゆるキャラコミュニティの情報網は、利根川沿いに住む「しらさぎ婦人」。
フットワークが軽く、羽生の噂やニュースならこのキャラ!と信頼されています。
上品でありつつほのぼのしたルックスですが、郷土愛の強さとプライドの高さは折り紙つき。羽生の悪口を言うとくちばしでつつかれるそうなので注意しましょう。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター⑤ザリガニ博士
高齢で、羽生の歴史や地理に精通している「ザリガニ博士」は、ムジナもんの先生とも言える存在です。
ムジナもんはわからないことがあると、博士のところへいって勉強しているそうです。ムジナもんとフナどんがザリガニ博士の講義を聴いている姿を想像すると、ほっこりしますね!
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター⑥イナゴージャス
市内のあらゆる田んぼにあらわれる俊足の「イナゴージャス」は、ムジナもんのかけっこ相手。
自他共に認めるグルメで「羽生産のお米しか食べない」と公言しているそうです。稲が収穫される秋はさらに足が速くなるとのこと。きっと羽生の新米をたくさん食べているのでしょう。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター⑦いたっち
ムジナもんのライバルは「いたっち」です。
ムジナもんたちの遊びをよく邪魔しに来ますが、内心は「みんなと仲良くしたいな」と思っている、にくめないゆるキャラです。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター⑧あにっち
いたっちの兄は、利根川で行き別れた「あにっち」です。
日本全国放浪の旅で知った、各地の見どころ・特産品・グルメを羽生弁で伝えてくれます。
羽生市のゆるキャラ・ご当地キャラクター⑨いがまんちゃん
ときどきムジナもんの周りを飛んでいる、謎の妖精「いがまんちゃん」も見逃せません。
そんないがまんちゃんは、ムジナもんが母親「ムジナいが」の頭について悩んだ結果、生まれてしまったという噂もあります。
羽生市のゆるキャラサミットとは?「世界キャラクターさみっとin羽生」
「世界キャラクターさみっとin羽生」は、埼玉水郷公園で開催される羽生ゆるキャラの祭典です。
2020年に予定されていた「第11回」は新型コロナウイルスの影響で延期され、オンライン配信となりました。
今年度の「世界キャラクターさみっとin羽生2021」もオンラインで11月20日・21日に開催予定となっています。詳しい内容はまだ未発表となっているため、気になる方はTwitterをチェックしましょう!
羽生のキャラクターミュージアム
出典:羽生市観光協会公式サイト
羽生市民プラザの中にある「キャラクターミュージアム」では、ムジナもんのぬいぐるみ(2,400円)、らくがき風のイラストがかわいいハンドタオル(500円)、クリアファイル(100円)など、お手頃価格で公式キャラクターグッズが購入できます。
約50点が展示されているという、お絵かき芸人「ヤポンスキー小林画伯」が描いたムジナもん達のイラストも必見です。
埼玉県羽生市の「ゆるキャラ」、ムジナもん達の活躍に期待!
羽生の文化と風土をアピールする「ムジナもん」は、地域活性に欠かせないキャラクターとして多くの人に愛されています。
ムジナもんと仲間たちの活躍を、皆で応援しましょう!
埼玉県戸田市に住む40代女性です。植物、無印良品、和菓子、浦和の蔦屋書店、大宮のecuteを愛してます。