埼玉県さいたま市大宮は“リス”の情報にあふれています。駅前の銅像や、サッカーチーム「大宮アルディージャ」のマスコットなど、至るところに「リス」の姿を見ることができます。
「なぜ大宮は“リス推し”なの?」
「アルディージャとリスの関係が気になる!」
「可愛いリスに会いたい!」
そんな方に向けて、大宮とリスの深い関わりをまとめました。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
大宮とリスの歴史

旧大宮市のマスコットは「こりすのトトちゃん」
2001年に統合で「さいたま市」となる以前、大宮周辺は「大宮市」でした。
古くは中山道の宿場町として栄え、現在の大宮区・西区・北区・見沼区といったエリアにまたがったかつての「旧大宮市」は、地域の野山を俊敏に駆け、人々に愛される「リス」を街のシンボルにしようとしていたのです。
1990年(平成2年)、市制50周年を記念して大宮出身のクリエイター・あすかけん先生の絵本キャラクター「こりすのトトちゃん」が公式マスコットに。1994年には大宮駅東口に銅像が建てられ、現在も多くの人に親しまれています。
大宮の街で出会えるリス
大宮駅前のランドマーク「こりすのトトちゃん銅像」

大宮駅東口に建つ「こりすのトトちゃん銅像」は、待ち合わせスポットとしても人気。1980〜90年代に親子で愛読された絵本「こりすのトト」シリーズの主人公です。
子ども時代、お友達の「ぶたさん」「うさぎさん」と楽しい日常を繰り広げる「トトちゃん」シリーズを愛読された方も多いのでは?
現在は絶版ですが、図書館で借りられるほか、あすかけん先生のInstagramでは新作イラストも楽しめます。
大宮アルディージャのチーム名・マスコット・エンブレムも“リス”
Jリーグに所属し、NACK5スタジアム大宮(県営大宮公園サッカー場)をホームグラウンドとする「大宮アルディージャ」もリスと深い関係があります。
このように、大宮アルディージャのアイコンもリスのテイストにあふれています。スピーディな動きと、人々に愛される「リス」のイメージは、大宮アルディージャにピッタリです。
大宮近辺でリスに会えるスポット
大宮とリスの深い関係を知ると、実際に動くリスに会いたくなってきますよね!
そんな方のために、大宮近辺でリスを見られるスポットを2ヵ所ご紹介します。
市民の森 見沼グリーンセンター(さいたま市北区)

さいたま市北区にある「市民の森・見沼グリーンセンター」は、約14万平方メートルの敷地に豊かな緑が広がる市民の憩いの場。
多目的広場や芝生広場、温室などのほか、りす達が暮らす「りすの家」があります。
りすの家では大きなケージでりすを放し飼いにしており、自然に近い環境で元気に走り回るりすの姿を見ることができます。
ケージに中に入って歩くことができるので、可愛らしいりす達の姿を間近で観察できるのが嬉しいところ。
小さな木の実をカリカリ食べる姿やフサフサの尻尾を揺らして走り回る様子に、きっと心癒されることでしょう。
敷地内にある芝生広場は開放感たっぷりでピクニックにも最適。お弁当を持ってお出かけするのもいいですね。
大宮公園小動物園(さいたま市大宮区)

大宮駅東口から徒歩15分、大宮公園内にある小動物園ではニホンリスに会うことができます。
ニホンリスはシマリスよりもひとまわり大きく、縞模様のないこげ茶色の背中と真っ白なお腹が特徴です。
入場無料の小動物園でありながら、ツキノワグマやカピパラ、サルの仲間や鳥類など約60種もの動物が暮らしており、ふらっと立ち寄ったつもりが気づけば時間を忘れて夢中になってしまうかも。
公園散策や氷川参道のお散歩と合わせて楽しめる人気スポットです。
埼玉県さいたま市大宮で「リス」に会おう

大宮とリスの深い関係と、大宮近辺でリスが見られるスポットをご紹介しました。
大宮に立ち寄ったら「こりすのトトちゃん」の銅像を見たり、少し足を伸ばしてリスと会える「りすの家」「大宮公園小動物園」にも足を伸ばしてみませんか?
モフモフの尻尾とつぶらな瞳に魅了され、思わずリス推しになってしまうかもしれません。大宮エリアの可愛いりす達にたっぷり癒やされてください♪

埼玉県戸田市に住む40代女性です。植物、無印良品、和菓子、浦和の蔦屋書店、大宮のecuteを愛してます。