夏の遊びと言えば「カブトムシ探し」ですよね。
子どもにも虫取りの楽しさを知ってほしい!という親御さんも多いのではないでしょうか。大人も一緒に楽しんじゃうのもいいかもしれませんね♪
埼玉でカブトムシを探しに行く価値ありの公園やイベントがある施設をご紹介します。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
埼玉でカブトムシを探そう【まずはじめに】
昆虫採集のマナーを守って楽しくカブトムシを見つけよう
カブトムシ探しを楽しく快適に過ごすために、確認しておきたい事項を3つお伝えします。

まず一つ目は服装です。あらゆる観点から、カブトムシ探しは長袖・長ズボンがベター。
ただ、暑い夏では子どもにはなかなか難しいかもしれません。そんな時は、ズボンだけでも長ズボンにしてあげましょう。
自然の中では虫に刺されたり、触ると腫れてしまう植物もあるので極力肌の露出は避けた方が良いでしょう。また、熱中症対策・ハチ対策に色のある帽子がおすすめです。

二つ目は持ち物です。みなさんご存じの通り、虫取り網と飼育ケースは必須ですね。
虫取り網については、長いものより子どもの体格に合ったものが扱いやすいですよ。
飼育ケースには、捕まえたカブトムシにストレスがかからないよう、葉っぱや木の枝など隠れられるものを入れておきましょう。
三つ目は、虫採りのマナーについてです。
雑木林の中や施設の近くで会う地元の人、ハイキングをしている人に会ったらあいさつをして、お互い気持ちよく過ごせるようにしましょう。また、虫採りのためにきれいな自然を荒らさないようにするのも心がけたいですね。
カブトムシが採れた暁には「育てるのか」「自然に帰してあげるのか」など、採った後のことを考えるのも大事です。
以上のことを確認できたら、早速カブトムシ探しに出かけましょう!
埼玉でカブトムシを探そう①広々とした自然とふれあいながら昆虫採集♪
【狭山稲荷山公園】狭山市

カブトムシ探しスポットの1つ目は、西武池袋線「稲荷山公園前駅」を下車後すぐにある「狭山稲荷山公園」です。
こちらの公園は桜の名所としても有名。約300本のソメイヨシノや八重桜があり、カブトムシやクワガタが好きなコナラの木も多い広大な敷地の公園です。
運が良ければカブトムシを発見出来るかもしれませんよ。

遊具は少ないけれど、とにかく広大な自然がいっぱいな「狭山稲荷山公園」。カブトムシ探しスポットも広いので、見つけられる確率も上がりそうですね。他の昆虫も一緒に見つかりそうです。

「狭山稲荷山公園」はカブトムシ探しスポットですが、実はカブトムシの幼虫が多いと口コミがあります。ただ、幼虫は夏になる前の5月が出現のピーク。時期に気をつけましょう。
カブトムシの幼虫がいるのは、園内で葉っぱが蓄積した腐葉土のようなところです。幼虫をゲットしてお家で飼育に挑戦してみるのもいいですね。
埼玉でカブトムシを探そう②自然豊かな虫取りスポット♪
【川口自然公園】川口市

カブトムシ探しスポットの二つ目は、「川口自然公園」です。「川口自然公園」は、見沼用水路沿いにあり、見沼低地という湿地の自然を多く残しています。
バッタが捕まえられる「バッタのはらっぱ」があったり、湿地にメダカが泳いでいたりと、カブトムシ以外の生き物にも出会える公園です。

「川口自然公園」には、コナラやクヌギなどのカブトムシやクワガタが好む樹木が植えられており、樹液に集まるカブトムシやクワガタを見かけることもあるそうです。園内奥の湿地帯ではニホンアカガエルが生息しているんだとか。
園内を散策して、あまり人目に付かない穴場のカブトムシ探しスポットを見つけてみてはいかがでしょうか。

園内には池もあり、釣りを楽しむ人も見られます。自然たっぷりの公園を散策したり、カブトムシ採り以外にも自然と触れ合って楽しむ方法がたくさんある「川口自然公園」。
子ども向けの遊具も点在しているので、カブトムシ採りに飽きたら子どもを遊具で遊ばせるのもいいですね。
埼玉でカブトムシを探そう③カブトムシの森で狩り体験!
【むさしの村】加須市

最後にご紹介するのは、加須市にある「むさしの村」です。
こちらは、埼玉県内15のJAと一緒に運営しているという他とは一味違う遊園地。埼玉の大自然の中にあり、家族で楽しめるコンテンツがたくさんあります。
遊園地ののりものだけではなく、収穫体験のできる農園があったり、動物と触れ合える「ふれあい牧場」があったりと紹介しきれないほど。ぜひ家族で訪れてほしい場所です。

「むさしの村」では、例年期間限定で「カブトムシの森」がオープンします。
特設のカブトムシ小屋で実際にカブトムシやクワガタを捕まえてお持ち帰りすることができるイベントです。
過去には国産のカブトムシのみならず、外国産のアトラスオオカブトやヒラタクワガタなども捕まえられる昆虫好きにはたまらない内容で開催されたこともありました。
今年はどんなカブトムシに出会えるのか、今からワクワクしてしまいますね。

また、昨年の「闘う昆虫展」では昆虫の立体標本の展示があったりと、子どもも大喜びのイベントも開催していましたよ。
遊具のある「わんぱくの森」など遊園地でも無料で利用できる施設も多い「むさしの村」。
赤ちゃんコーナーやキッズコーナー、500席の無料休憩所がある「ファミリー館」があり、暑い夏でも家族で1日楽しめます。
カブトムシが手に入らなかった場合でも、家族でたっぷり遊んで子どももご機嫌になりそうです。
埼玉のカブトムシ探しで楽しい夏休みの思い出を作ろう♪

今回は、埼玉のカブトムシを探しで行く価値ありの公園や施設をご紹介しました。
カブトムシ探し以外でも楽しめるスポットがたくさんあり、親子で充実した時間を過ごせそうな場所ばかりでしたね♪
ぜひ家族でカブトムシ探しに出かけてみてくださいね。

都内に住む、埼玉県在住歴のある主婦ライター。グルメ大好き。子連れでも行けるスポットを探してはお出かけしています。