日本の七夕には、飾りを作り短冊に願い事を書く習わしがあり、毎年7月から8月頃に各地でお祭りが行われています。
今回は埼玉の七夕祭りを5つ厳選し、その歴史や見どころを紹介します。
2024年の開催日程やアクセス情報も確認できますのでぜひ最後までお読みくださいね。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
埼玉の歴史と伝統を感じられるお祭り【大宮日進七夕まつり】
「大宮日進七夕まつり」は、1972年から50年以上続く伝統的なお祭りです。
お祭りはJR日進駅南口の日進七夕通りから、日進小学校の校庭周辺で開催され、毎年多くの人で賑わいます。
![提供:さいたま観光国際協会](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_01_01.jpg)
訪れる人の願いを込めた色とりどりの美しい七夕飾りが街並みを彩り、昔懐かしい露店もずらりと出店し、会場はお祭りムード一色になります。
歩きながら踊る「民踊流し」や伝統的な「お囃子(はやし)」、子ども神輿・山車など見どころもたくさん。
![提供:さいたま観光国際協会](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_01_02.jpg)
2024年の「大宮日進七夕まつり」は8月6日(火)7日(水)15:00から開催予定です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
関東三大七夕祭りのひとつ!圧巻の【狭山市入間川七夕まつり】
「狭山市入間川七夕まつり」は、江戸時代から始まったと言われ、関東三大七夕祭りのひとつとして知られるお祭りです。
西武新宿線の狭山市駅西口から、七夕通り商店街を中心とした沿道で毎年夏に開催され、小さな子どもから大人まで多くの方が集まります。
![出典:狭山市観光協会](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_02_01.jpg)
会場には地域の方が出品した色とりどりの大きな七夕飾りが約130本飾られており、迫力満点。
狭山の飾りは先端に魔よけがついていることが特徴で、同じ七夕飾りでも昼間と夜で違った雰囲気を楽しめます。
![狭山市入間川七夕まつり納涼花火大会の花火](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_02_02.jpg)
例年納涼花火大会も行われますが、2024年の花火大会は残念ながら中止となりました。
2024年の「狭山市入間川七夕まつり」は8月3日(土)4日(日)に開催予定です。ぜひご家族や友人、大切な人と参加しましょう。
約250本以上の竹飾りで彩られる埼玉の二日間♪【上福岡七夕まつり】
「上福岡七夕まつり」は60年以上の歴史がある伝統的なお祭りです。
東武東上線上福岡駅周辺の商店街で毎年2日間開催され、約17万人が訪れます。
![提供:ふじみ野市](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_03_01.jpg)
昭和から続く「七夕飾りのコンクール」では、商店街や自治会、地域の方が作り上げた約250本以上の竹飾りがずらりと並びます。
![提供:ふじみ野市](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_03_02.jpg)
竹飾りは一つひとつ工夫して作られており見ごたえがありますよ♪
お祭りで行われる演芸会も歴史が深く、ダンスや太鼓のステージ、市民盆踊り、阿波踊りなどを楽しめます。
2024年の上福岡七夕まつりは8月3日(土)4日(日)に開催予定です。
埼玉が誇る和紙のまちならではの色鮮やかな飾り【小川町七夕まつり】
「小川町七夕まつり」は、小川町の特産品である「小川和紙」の普及を願い、1949年から始まったお祭りです。
小川町駅周辺の市街地、小川町大塚界隈で開催されています。
見どころは何といっても、和紙や京花紙で作られた和紙のまちならではの竹飾り。
![提供:小川町七夕まつり実行委員会](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_04_01.jpg)
地元町民を中心に伝統ある飾り付けで来場者を楽しませ、紙のあたたかみがある色鮮やかな竹飾りが街中に並びます。
![提供:小川町七夕まつり実行委員会](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_04_02.jpg)
第74回開催より開設された小川町七夕まつり実行委員会の公式Instagramでは、参加者の竹飾りをネット上でも楽しめる「フォトコンテスト」も開催されます。
他にも大型の屋台を参加者が引いて歩く「屋台引き回し」や、小川祭りばやし保存会による伝統ある祭ばやしなど、盛り上がるイベントも盛りだくさん。
第76回を迎える2024年の「小川町七夕まつり」は、7月27日(土)28(日)に開催予定です。
ぜひお祭りとあわせて埼玉が誇る和紙の魅力をお楽しみください。
バリエーション豊かな飾りつけに子どもも大喜び♪【川口七夕まつり】
![出典:ふじの市商店街](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_05_01.jpg)
「川口七夕まつり」は、川口駅東口にある「ふじの市商店街」で開催されるお祭りです。
開催日が5日間と他のお祭りと比べて長く、例年10万人以上が訪れます。
川口七夕まつりの七夕飾りはバリエーションが豊かなことが特徴です。
![ふじのいち商店街七夕まつりの七夕飾り](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_05_02.jpg)
折り紙の輪をつなげた輪飾りや、人気のキャラクターをモチーフにしたものなど、小さな子どもから大人までみんなで楽しめます。
![提供:ふじの市商店街](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_05_03.jpg)
ふじの市商店街にはさまざまなお店があり、お祭りでも食べ物やゲームなど数々の出店が並びます。
2024年の「川口七夕まつり」は7月3日(水)〜7月7日(日)の5日間開催されます。
埼玉の七夕祭りに参加して夏の思い出を作ろう!
![ふじのいち商店街七夕まつりの七夕飾りのライトアップ](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2023/06/2023.06.12_img_06.jpg)
埼玉には数十年前から続く、歴史の深い七夕祭りがたくさんあります。
七夕祭りではお神輿や盆踊り、出店といったお祭りならではのイベントはもちろん、地域の方の願いを込めた七夕飾りも大きな見どころです。
複数の七夕祭りに参加して、地域ごとに個性の異なる七夕飾りを見比べてみるのも楽しそうですね。
ぜひ埼玉の七夕祭りで夏の思い出をお作りください。
![icon](https://saitamabiyori.com/wp-content/uploads/2021/02/icon_images.png)
食べることが大好きなママライター。趣味はおいしいランチ店を探すこと。生まれ育った埼玉の魅力を、幅広い世代の方にお伝えしていきます!