昨今SDGsの観点から注目を集めている木造建築。
JR武蔵野線「吉川美南駅」東口エリアに、そんな木造建築の魅力を発信する「ポラステクノシティ」が2025年3月1日にオープンしました!
ポラスグループの注文住宅のモデルハウス4棟のほか、木造建築の研究や実験を行う3棟の建物で構成されており、木造建築の魅力について様々な角度から体感できる施設です。
敷地面積約6000平方メートルものポラステクノシティについてご紹介します。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
吉川美南駅東口にオープン!ポラステクノシティとは?

武蔵野線の中では新しく、2012年に開業した吉川美南駅。西口はイオンタウンが広がり賑わっていますが、東口は長らく農業地帯となっていました。
そこで東口の区画整理が進められ、「笑顔と緑あふれるみんなの庭」をコンセプトに、地区全体を市民の庭として捉えたまちづくりが行われています。
エリア内の産業ゾーンに新たにオープンしたのが木造建築の複合施設「ポラステクノシティ」です。
ポラスグループの6か所目となる注文住宅のモデルハウス4棟の「体感すまいパーク」のほか、オフィス棟、研究棟、実験棟の3棟で構成されており、技術や研究を通して木造建築の魅力を体感できる複合施設となっています。
また、地域の人々の「交流と学びの場」や、災害時には防災拠点としての役割を担うなど、地域に開かれた空間でもあります。
ポラステクノシティの木造建築3棟
ウッドボックス【オフィス棟】

オフィス棟は、住まいに関する技術展示スペースと地域の人々の交流の場。

様々な木造建築を手掛けてきたポラスの高い技術力を体感できるほか、快適さと省エネルギーを両立する木造建築の魅力を発見できます。

実際に家を建てる際には「何となく」ではなく、こうした木造建築の魅力を理解した上で選択できると嬉しいですよね。
ウッドラボ【研究棟】

ポラス暮し科学研究所の事務所で、ポラスのシンクタンクとして住宅に関する様々な研究が進められています。

見学させてもらった部屋内では、-20度~50度の過酷な環境を再現した検証実験が行われます。
またオフィス棟、実験棟を含む3棟は、建物の断熱性の向上、高効率の機器(空調、換気、照明)などによる省エネルギー化と太陽光発電により、ZEB(※)認証も取得しているのだそう。
※建物のエネルギー消費量を大幅に削減し、再生可能エネルギーを活用することで、年間のエネルギー収支をゼロまたはマイナスに近づける建物のこと
これからますます快適に暮らせる住まいが実現しそうで楽しみですね。
テクノラボ【実験棟】

吉川美南駅東口から歩いて一番初めに見えてくる白い建物が、この実験棟です。
3階建ての家が収まり、その中で実験可能な高さ12m、広さ20m×52.5mもの大空間を木造で実現しています。

木造というと戸建て住宅などの小規模のイメージがありますが、ポラスの技術により、強さと広さを備えた大きい施設が作れるようになりました。
ポラステクノシティ内の住宅展示場「体感すまいパーク」

体感すまいパークにはポラスの注文住宅3ブランドが揃い、デザインやコンセプトの異なる4棟のモデルハウスを一度に見学することができます。
研究施設で木造建築の魅力について学ぶことで、木の持つ温かみや安心感が一層身近に感じられるようになりますね。

宿泊体験も可能なので、実際に暮らしをイメージしながらじっくりと自分に合った住まいを検討できそうです。
吉川美南駅東口のさらなる発展にも期待!
木造建築のさらなる進化を見据え、研究活動やモデルハウスの展示を通じてその魅力を発信するポラステクノシティ。
駅から徒歩約10分という便利な立地も嬉しいポイントです。
まだまだ開発途中の吉川美南駅東口ですが、これからどんな賑わいを見せてくれるのか楽しみですね。

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