楽しく学ぶなら、埼玉県の素敵な博物館巡りに行ってみましょう♪
埼玉には見るだけでなく、実際に触れたり、体験できる展示が並んだ大人も子どもも楽しめる博物館がたくさんあります。
そこで今回は埼玉県内で訪れたい魅力的な博物館をご紹介します。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
埼玉の[鉄道博物館]子どもに大人気!(さいたま市大宮区)
国内最大のジオラマや運転士体験で満足度大◎
まず紹介するのは、鉄道好きから関東屈指の人気を誇る「てっぱく」の愛称で親しまれている「鉄道博物館」です。大宮駅の一つ隣にあるニューシャトルの鉄道博物館駅が最寄り駅です。
迫力満点の展示車両やジオラマをはじめ、各種シュミレータでは運転士や車掌の仕事を体験できるエリアがあります。見るだけでなく体験しながら、鉄道の世界を楽しく学ぶことができる大満足の博物館です。
2022年は鉄道開業150年、鉄道博物館も開業15周年の節目の年を迎えました。国鉄やJR東日本に関する様々な資料を保存しており、鉄道開業150年を記念した特別なイベントも開催していますよ。
一番の見どころは、やはり迫力満点な「車両ステーション」です。館内と屋外に計41両の車両が展示されており、あの有名新幹線や懐かしの蒸気機関車を間近で見られます。
さらに屋外にある「ミニ運転列車」では、3人乗りのミニ列車でカーブでの速度制限やポイントの速度制限など、300mのコースを回ることができますよ!
また、国内でも最大級と称される圧巻のジオラマ。鉄道ジオラマ解説プログラムに参加して楽しめます。(予約不要)
走行する新幹線を間近でみられる新幹線ラウンジでのんびり過ごしたり、また特急型車両の中で旅気分を味わいながら、駅弁屋の駅弁や持ってきたお弁当も食べられます。
鉄道開業150年特別メニューも販売しているので、鉄道開業150年の特別な年にぜひ足を運んでみてくださいね♪
埼玉にある[造幣さいたま博物館] 展示室で貨幣の歴史を学ぶ(さいたま市大宮区)
体験コーナーでお金が飛び出す写真を撮ろう!
続いて紹介するのは、JRさいたま新都心駅から徒歩約12分の距離にある「造幣さいたま博物館」です。
2016年に東京都豊島区から埼玉県さいたま市に移転し、貨幣の他に勲章等も展示されています。
工場見学では、貨幣や勲章を製造している様子を工場見学通路から見ることができますよ!見学の際は公共交通機関の利用や近隣の駐車場を利用して行きましょう。
博物館2Fから連絡通路を経由して工場に移動し、見学通路から工場見学を自由に楽しむことができます。団体(15名以上)及び観光バス等の場合は見学予約が必要です。
展示室には、これまで発行された記念貨幣のほか、勲章、オリンピック入賞メダル、古銭など貴重な史料が展示されています。また、江戸時代の千両箱の重さ体験などの体験コーナーもあり魅力満載です!
工場では、貨幣や勲章の製造工程を自由に見学できます。
博物館の体験コーナーでは、お金が飛び出して見える3Dトリックアートのフォトスポットで、記念写真を撮って素敵な思い出にしてみてくださいね♪
埼玉の[川越市立博物館]蔵造りをイメージした外観(川越市)
江戸の歴史を追体験してみよう
次に紹介するのは、美しい蔵造りの街並みが人気の川越の歴史を学べる博物館です。
「川越市立博物館」は西武新宿線の本川越駅から、蔵造りの町並みが続く観光スポット小江戸一番商店街を抜けて、川越城の本丸御殿の向かいにあります。
川越の伝統的な白壁に瓦屋根の蔵造りをイメージした建物が目印ですよ。建物自体は旧川越城の二の丸跡に建っており、かつての川越の中心部になります。
さらに体験イベントも行っているので、川越の歴史に触れながら充実した川越観光にぴったりのスポットです!
体験教室やイベントを定期的に開催しており、学校の長期休暇時に合わせた子ども体験教室で昔ながらの遊びや灯籠作りなども行っています。
他にも組紐作りや伝統工芸品である友禅染め体験など、大人でも楽しめるイベントは要チェックなものばかりですよ!もちろん一般展示も行っており、川越が歩んできた歴史を時代ごとに並んだ展示資料から学べます。
展示室には、江戸時代当時の様子を再現したジオラマもあり、江戸時代から川越が栄えていた様子を伺えます。
また原寸大に復元された蔵造りの模型では、蔵造りの構造を知ることもできますよ。博物館で川越の歴史や蔵造りの秘密を学んだ後に改めて散策すると、より一層川越の魅力を感じることができますね♪
埼玉にある[埼玉県立自然の博物館]恐竜や謎の海獣の化石も見られる(長瀞町)
大きいサメの模型がお出迎え!
最後に紹介するのは、埼玉の太古の歴史を体感できる秩父の博物館です。
秩父鉄道上長瀞駅から徒歩約4分、長瀞駅から岩畳通りを抜けて沿いを進んだ月の石もみじ公園のすぐ近くにあるのが「埼玉県立自然の博物館」です。
館内には様々な化石や太古の埼玉の森を再現した高さ8mの大ジオラマ、実際に触ることができるはく製コーナーなど、肌で感じる展示がたくさんありますよ。
まず入ると一番に目に飛び込んでくるのが、世界最大級のサメとして知られる「カルカロドン メガロドン」のサメの模型です。
全長12mの巨大ザメのお出迎えは迫力満点ですよ!1986年に埼玉県深谷市にて、世界で初めて1個体分のほとんどの歯の化石が発見され、正確なアゴの復元模型と体全体の生体復元模型が作られました。
また約2,300万年前から1,200万年前に生息していた「パレオパラドキシア」と呼ばれる、謎の海獣の化石も迫力満点です。
世界中で最も多くの「パレオパラドキシア」の化石が埼玉県内で発見されており、国際的にも希少な全身骨格の標本を見ることができますよ!悠久の歴史の中で、人が生活する遥か昔の秩父の姿に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
目で見て♪体験して♪埼玉の博物館に遊びに行こう!
埼玉県内にある博物館を4つ紹介してきました。埼玉県は文化や歴史を資料として見るだけでなく、体験学習のできる博物館がたくさんあります。
子どもはもちろん、大人も楽しめる博物館ばかりなので、ぜひ週末は家族みんなで社会科見学に出かけてみてはいかがでしょうか♪
さいたま市在住のWebライター。グルメをはじめ多岐のジャンルで記事を執筆中。5年以上にわたるスイーツ業界での経験から埼玉の「美味しい」を発信しています♪