昔ながらの歴史や文化を肌で感じられる埼玉県小川町。
のんびりとした小川町の空気を存分に楽しむなら、株式会社わきま代表の高橋かのさん、中市里美さんが運営する3つの宿泊施設「小川まちやど」がおすすめです。
今回は、そんな3つの宿泊施設の詳細と近隣のおすすめ飲食店を紹介します!
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
小川町にある宿 3つの異なる素敵な施設「小川まちやど」
築90年ほどの木造古民家 1日1組限定!長期滞在にもおすすめ
小川まちやど 三姉妹
最初に紹介するのは、小川町駅から歩いて5分ほどの場所にある古民家一軒宿「小川まちやど 三姉妹」です。
駅前通りから細い小路を入った昔ながらの街並みに面しており、同じような古民家が3件並んでいる様子からその名がつけられました。2階建ての完全一棟貸しで、1階はダイニングやお風呂、2階が寝室となっています。
内装は少し手が加わっているものの、築年数約90年の長い歴史を思わせる重厚感や温かみを感じる空間です。現代の住居では味わえないような渋い色合いやデザインがたまりません。キッチンや洗濯機なども備わっているため、のんびりと長期滞在するのもおすすめです。
宿の周りは小さな飲食店やスタジオなどが集まっており、地元の人達から親しまれる人気のエリアとなっています。宿にチェックインをしたあとは、小川町の風情ある街並みを楽しんだり、美味しい飲食店やお店を巡ったりするのもいいですね。
古民家の2階のラウンジから川を見ながらゆったりしたい人におすすめ
小川まちやど ツキ
続いて紹介するのは、小川町駅から歩いて15分ほどの歴史街道沿いに佇む「小川まちやど ツキ」です。
三姉妹と同じく完全一棟貸しの古民家宿で、最大8人が泊まれるほど広々としています。また、裏手には小川町の中央を横断する槻川が流れ、ゆるやかな時の流れを感じられるお宿です。
こちらの建物は2022年10月にリニューアルされたばかりで、内装はとても綺麗に仕上げられています。全部で4つも備わる和室は、築約80年の面影を感じさせるなんともフォトジェニックな空間。
ふかふかのマットレスに横たわれば、騒々しい日常を忘れてのんびりくつろげますね。
2階にある窓川のラウンジからは、槻川の絶景を楽しむことができます。四季折々の自然を感じる槻川の風景は、まるで絵画のような美しさ!小川町の静かな自然に、心も体も癒やされること間違いなしです◎
二段ベットのドミトリー個室もあり! リーズナブルな宿泊料金がおすすめ
小川まちやど ジットハウス
3つ目に紹介する宿は「小川まちやど ジットハウス」です。
最初に紹介した「小川まちやど 三姉妹」のすぐ裏手に位置し、バーやスタジオなどが併設された複合施設の2階にある小さな宿です。
客室には、2段ベッドが備わるドミトリータイプと個室タイプが用意されています。
木の温もりをたっぷり感じられる「ジットハウス」の屋内は、清潔感があって居心地の良い空間が広がっています。キッチンはありませんが、綺麗なシャワールームが備わっているので気軽に連泊したい人にもおすすめです◎
客室のほかにも、ウッディで落ち着いた雰囲気の共有スペースが用意されています。小川町に訪れた人たちとの交流を楽しめるのも、ドミトリータイプならではですよね。
一泊3,000円とリーズナブルな価格で宿泊できるため、小川町を朝から晩まで楽しみたい方にもぴったりなお宿です◎
小川町で宿泊 まちやど近くで食事ができるおすすめのお店
続いて、小川まちやどに宿泊する際におすすめの近くの飲食店を紹介します。
おしゃれな空間で有機野菜と里山フレンチがゆっくり楽しめる【アテリコ】
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小川町をはじめ地元食材を使ったコース料理を楽しむなら、レストラン「アテリコ」さんがおすすめです。
小川町駅から歩いて6分ほどの県道30号沿いにあり、マンションの1階部分にお店があります。
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「アテリコ」では本場フランスや数々のお店で経験を積んできたシェフによる、本格的な里山フレンチが味わえます。50種類以上の野菜や果物を育てる自家農園の有機野菜や果物は、彩りもよく新鮮で絶品!
全国の生産者さんから取り寄せたこだわりのお肉や海産物とも相性抜群です。
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お料理もさることながら店内のおしゃれな雰囲気も人気の理由のひとつ。
お料理を乗せるプレートには小川町で伝統的な鬼瓦工房を引き継ぐ「富岡鬼瓦工房」さんによる小皿を使用していたり、照明には伝統的な小川和紙を使用していたりと、店主さんのこだわりをたっぷりと感じられますよ。
秘伝の味を受け継いで160年以上 老舗のうなぎが味わえる【女郎うなぎ 福助】
小川町の歴史を食事でも楽しむなら「女郎うなぎ 福助」さんはいかがでしょうか。
こちらのお店は今からおよそ160年前の江戸時代安政2年に創業した、知る人ぞ知る老舗のうなぎ屋さんです。過去には歴史的に有名な文豪や多くの著名人が訪れるなど、地元のみならず多くの人から親しまれています。
看板メニューであるうな重は、注文が入ってから生け簀のうなぎを調理しているため、いつでも新鮮で美味しいうなぎが食べられます。代々伝わる秘伝のタレは、甘みがあり肉厚のうなぎと絡めば深く豊かな味わいに。特製の肝吸いと合わせると豊かなうなぎの風味をじっくり楽しめます◎
現在使用されているお店は明治時代に建てられたもので、座卓や障子、小物といった至る所にノスタルジックな雰囲気が漂います。中でも、入り口天井の彫刻は見もの!ぜひ、美味しいうなぎと一緒に、趣ある明治時代の名残を楽しんでみてくださいね。
お出汁をかけて二度美味しいスパイシーカレー【curry&noble 強い女】
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3店舗目は、「小川まちやど ツキ」から徒歩1分の斜め向かいに店を構える「curry&noble 強い女」さんです。インパクトのある店名ですが、店内は東南アジアリゾート風のおしゃれな雰囲気♪広々としていて居心地のよい空間が広がっています。
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お店のキャッチフレーズは「カレーは肉料理です。」とのことで、そのフレーズ通り無水調理された肉肉しいカレーが提供されています。基本メニューは無水チキンカレーとポークビンダルで、ホロホロに煮込まれたお肉とスパイシーさがたまらないと評判です。
1種類でも注文できますが、人気カレーをあいがけできる「2種カレー」もおすすめですよ◎
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また、鰹節や煮干し、鶏ガラなどからとったスパイス出汁のセットもおすすめの人気メニューです。旨味とスパイスの効いたお出汁をカレーと混ぜることでまた違った味わいが楽しめますよ。
ここでしか味わえないカレーをぜひ小川町で堪能してみてはいかがでしょうか。
「武蔵の小京都」小川町へほっこり癒やし旅に出かけよう
今回は、小川町の魅力をたっぷり堪能できる「小川まちやど」の3つの宿泊施設と近隣のおすすめ飲食店について紹介しました。
昔ながらの町並みが残る小川町は、忙しない日常から離れてのんびりとリトリートできる魅力的な町です。インターチェンジも近く、電車も通っているためアクセスしやすく、ちょっとした遠出にもぴったりですよ◎
ぜひ、おでかけの参考にしてみてくださいね。
埼玉に住むスイーツ大好きなママライター。趣味は子供とお散歩、動画を見ながら宅トレなど。何気ない日常からハッピーを見つけるのが好きです♩