皆さんは、埼玉県の絶景というと何を思い浮かべますか?
秩父や長瀞などをはじめ、県内には自然溢れる絶景がたくさんあります。
桜やポピーなどの春の花や秋の紅葉だけでなく、自然が作り出す壮大な景観や、めったに見られない珍しい夜景など魅力に溢れています。
今回は、ドライブやデートにもおすすめな昼夜問わず楽しめるスポットをご紹介します。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
埼玉県の絶景スポット!圧巻の大自然を堪能
まずは、埼玉県の大自然が堪能できる観光スポットをご紹介します。自然が作り出す景色は不思議な魅力があることからパワースポットとしても人気です。
【宝登山】秩父郡長瀞町
最初にご紹介するのは長瀞町にある宝登山(ほどさん)です。
山の麓から標高497.1mの山頂までロープウェイで行くことができます。最大50人乗車可能なゴンドラで約5分の道のりを登っていきます。
山頂からは長瀞の景色を一望でき、秩父を代表する武甲山や両神山なども望むことができます。山頂では季節ごとに色とりどりの植物が咲いています。
なかでも見どころは12月下旬から2月下旬が見頃のロウバイ園です。
3種類のロウバイが約800株(約3,000本)咲いています。土日と祝日は日没から19時までライトアップもされるので、夜空に浮かぶロウバイも楽しむことができます。
また、2月上旬から3月下旬が見頃の梅百花園もおすすめです。
咲き誇る梅の種類はなんと約170品種。関東の梅園の中では最も品種が多いので見ごたえ抜群です。
宝登山の麓には秩父三社の一社である宝登山神社がありますが、山頂には神社の奥宮があります。宝登山神社は2011年に埼玉県の神社で初めて「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の一つ星に選ばれました。
宝登山を訪れた際にはぜひ参拝しましょう。
【三十槌の氷柱】秩父市
次にご紹介するのは秩父市の三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)です。
冬が深まり毎年1、2月に開催される大滝氷まつりの中心となるのがこの三十槌の氷柱。ここまで立派な氷柱を見ることができるのは冬の寒さが厳しい秩父市ならではの特権です。
氷柱は天然ゾーンと人工ゾーンのふたつに分かれています。
天然ゾーンの氷柱は幅30m、高さ10mです。秩父には中津川の氷壁や尾ノ内百景氷柱など他にも氷柱の名所がありますが、天然の氷柱はこの三十槌の氷柱のみです。
人間の手による細工が行われず自然の力だけでここまで神秘的な景色が造り上げられたことが驚きです。天然なので毎年それぞれ違った形の氷柱を見ることができます。
人工ゾーンの氷柱は幅55m、高さは25mと更に大迫力です。こちらは天然の氷柱の上流の崖に水を流して造られました。
氷柱展望台のウッドデッキには写真撮影スポットがあるため、ダイナミックなこの大自然をぜひカメラにおさめましょう。
1月中旬から2月中旬の夜には、ライトアップされた氷柱も楽しむことができます。
透明な氷柱が青やピンク、紫など色鮮やかに変化したその世界はまるで別世界のようでうっとりしてしまいます。
息を飲む絶景!埼玉県の秩父雲海が見られるおすすめスポット
続いては、秩父雲海についてご紹介します。
雲海とは、「地表付近に濃い霧が発生し、標高の高い場所から見下ろすと雲の海が広がっているように見える神秘的な現象」のことです。
秩父が、都心から最も近い雲海スポットとして近年大きな注目を集めていることはご存知でしたか?
鉄道会社主催の観光客向け雲海ツアーもあり、全国から多くの人が秩父を訪れています。雲海が見られるのは春と秋の明け方〜早朝が多く、11月がピークです。
天気や風速、湿度などの条件がすべてそろったときに見られる絶景です。
【美の山公園】秩父郡皆野町
最初にご紹介するのは、埼玉県の代表的な雲海スポットとしてまず名前が挙がる美の山公園です。
美の山公園は秩父市と皆野町にまたがる標高581.5mの蓑山山頂付近にあり、環境省から国民休養地として指定されています。
美の山公園に行ったら見逃せないのが、展望台から眺める雲海の夜景です。その景色は儚くも美しく圧巻です。ここが現実なのかわからなくなるほど不思議で幻想的な空間が広がっています。
美の山公園は新日本三大夜景・夜景100選事務局が選定した「夜景100選」にも選ばれています。もし雲海が見えなかったとしても、夜景を見るだけでも充分魅力を感じることができるでしょう。
美の山公園の中には3つの展望台があるのでそれぞれを比較しながら様々な方面から眺めることができるのも嬉しいポイントです。
また、季節によって桜やヤマツツジ、アジサイなど多様な植物が咲くため、訪れるたびに違った雲海の景色を味わうことができます。
蓑山山頂の駐車場までは車で行くことができるので、足腰にそこまで自信のないという方でも安心です。駐車場は夜になると満車になってしまうこともあるので、時間に余裕を持って向かうようにしましょう。
【羊山公園】秩父市
続いてご紹介するのは、羊山公園です。この公園は、9種類40万株以上の芝桜が咲き誇る芝桜の丘で有名です。芝桜の丘は公園の南側に位置しています。
4月から5月は芝桜を目当てに多くの人が訪れますが、この羊山公園でも秩父雲海を眺めることができます。
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雲海を見ることができるのは公園の北側の「見晴らしの丘」です。ここからは秩父市街地を一望することができます。
この見晴らしの丘はとある日本の人気アニメにも登場したことでも有名で、日本人だけでなく外国人にもとても人気があります。
先ほど紹介した美の山公園は標高581.5mで雲海を上から眺めることができるのが特徴でしたが、この羊山公園の見晴らしの丘の標高は約280mと比較的低めです。
雲海と同じ高さの場所から鑑賞できるので、他のスポットとは一味違った楽しみ方ができます。ベンチも設置されているので時間を忘れてゆっくりと楽しむことができますよ。
駅からのアクセスも良く、西武秩父駅から徒歩20分ほどで行くことができます。道はそこまで険しくないので気軽に訪れることが可能です。
【秩父ミューズパーク】秩父郡小鹿野町
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最後にご紹介するのは同じく秩父にある秩父ミューズパークです。芸術・文化施設やスポーツ施設、豊かな自然が集まった公園です。
このミューズパークでは、こもれび広場の近くの「展望台」(標高359m)と、展望ちびっこ広場の近くの「旅立ちの丘」の2ヶ所から雲海を眺めることができます。
この「旅立ちの丘」は秩父市の教員によって作られた今や卒業式の定番ソングである『旅立ちの日に』が名前の由来とされています。
展望台からは武甲山や裏山ダムなど秩父の数々の名所が一望できます。
この場所に来たら見逃せないのが「天空の橋」と呼ばれる景色です。展望台からは荒川に架かる秩父ハープ橋(秩父公園橋)が見えます。
雲海が多く発生した際には、長さ530m幅16mの橋が雲海にすっぽりと覆われていき、アルファベットのHのような形の主塔の上の部分だけが残ります。
橋が雲海に浮かんでいるような様子は今までに見たことがないなんとも不思議な光景で鳥肌がたってしまいます。
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埼玉県の一面の花が織りなす絶景スポット
一面に咲く色鮮やかな花の景色は、老若男女問わず誰もが心癒されるものです。埼玉県の花の絶景スポットをご紹介します。
【国営武蔵丘陵森林公園】比企郡滑川町
まずご紹介する花の絶景スポットは、滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園です。
1974(昭和49)年に開園した日本初の国営公園として知られており、40年以上の長い歴史を持っています。公園では1年を通して様々な種類の花を楽しむことができます。
ネモフィラは森林公園の西口ひろばの花畑で楽しむことができる植物のひとつです。
3月から徐々に咲き始め、4月上旬から下旬が見頃です。空の色と同化して一面に青く咲き誇るネモフィラはなんとも美しく、絶景です。
ネモフィラ畑の中央にある道では、360度ネモフィラに囲まれながら写真を撮ることができます。
また、同じ時期の4月上旬から5月初旬にはアイスランドポピーも見頃になります。
こちらを見ることができるのは、中央口近くの運動広場花畑です。
黄色やオレンジ、白などのアイスランドポピーが畑全体にたくさん咲いていて、とても癒される可愛らしい風景です。
アイスランドポピーの見頃が終わると、この同じ場所に今度は赤いシャーレーポピーが咲きます。
5月下旬または6月初旬にはシャーレーポピーの摘み取り体験が開催され、ひとり10本まで持ち帰ることができます。
公園に咲き誇る絶景のお花たちは、家の雰囲気を華やかにしてくれますよ。
【秩父高原牧場 天空のポピー】秩父郡東秩父村
続いてご紹介するのは秩父高原牧場の天空のポピーです。秩父高原牧場は埼玉県唯一の村である東秩父村にあります。
牛、ヤギ、ヒツジ、ウサギなどの動物と触れ合うことができたり、アイスクリームやバターなどの手作り体験を行うことができる牧場で、子供連れにも人気です。
春には一面に咲くポピーを求めて多くの人が訪れます!
例年5月中旬から開花が始まり、面積5.0haの敷地内には約1,000本の鮮やかなシャーレーポピーが咲きます。赤色のポピーが多いですが、ピンク色や白色のポピーが咲いているエリアもあります。
青い空に映える緑色の秩父の山々と真っ赤に咲くシャーレーポピーのコントラストは見事です。どこまでも続く赤い世界はとても美しく心も体も癒されます。
ポピーは斜面に植えられています。そのため、斜面の下から花畑を見上げると真っ赤なじゅうたんが青空に続いているように見えますよ。
こちらでもポピーの摘み取りイベントが開催され、通常期間には入れないエリアで写真を撮ることができるのでおすすめです。
2020年は新型コロナウイルスの影響で残念ながらポピーの栽培が中止となってしまいましたが、2021年の開催にむけてメンテナンスを行っているそうです。
今年はどんな綺麗なポピーが見られるのか楽しみですね!
桜満開!埼玉県の春の絶景スポット
関東の桜というとまず東京を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?
埼玉県にも花見の名所として親しまれるスポットがたくさんあります。
【新河岸川】川越市
最初にご紹介するのは、川越市にある新河岸川の桜です。
新河岸川は、縁結びの神様で全国的にも有名な「川越氷川神社」の北側を流れる川です。毎年3月下旬または4月上旬の桜の見頃の季節になると、「新河岸川桜まつり」が開催されます。
毎年地元の住民だけでなく多くの観光客が訪れ、賑わいをみせています。
特設ステージが設けられ、様々な催し物が開かれます。のど自慢大会を見たり屋台で食事を楽しんだりと思い思いに過ごすことができます。
川沿いに咲き乱れる桜の木の数は約100本。桜並木を見ているだけでも美しく引き付けられますが、川の水面に映る桜の木や散った桜の花びらが浮かび上がる様子は何とも幻想的で人目を引きます。
夜は桜の木がライトアップされるため、昼間とはまた少し違った雰囲気を楽しむことができます。
また、毎年3月下旬または4月上旬のうちの1日かぎりで「小江戸川越 春の舟遊」が催され、花見舟が運行されます。
和舟に乗りゆったりと川を渡りながら、青い空に映える美しい桜を存分に満喫することができます。
桜をただ見るだけでは物足りない、さらに特別な体験をしてみたいという方はその1日を狙って訪れてみるのもおすすめです。
毎年大人気でかなり並ぶので、なるべく早めに向かうようにしましょう。
【権現堂桜堤】幸手市
桜だけでは少し物足りない、春をさらに感じたい!という方には、次に紹介する県営権現堂公園の桜堤がぴったりです。
県営権現堂公園は4つのゾーンで構成されていて、スポーツや遊具が楽しめる多目的運動広場(1号公園)や緑があふれる3号公園などもありますが、一年中自然が楽しめるという「権現堂桜堤(4号公園)」が最も人気です。「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
こちらも毎年3月下旬から4月上旬にかけて「桜まつり」が開催されるのですが、幸手市の権現堂桜堤の見どころは桜だけではないのが特徴です。
約1kmにわたる堤に咲く約1000本もの桜の木の近くには、菜の花畑が一面に広がっています。一度で日本の春の風物詩をふたつ同時に楽しむことができ、見ごたえがあります。
桜のピンク色と菜の花の黄色、そして空の青さのコントラストはとても美しく、必見です。
桜堤中央の遊歩道の両側は桜の木で囲まれており、桜で彩られたトンネルをくぐっているような気分になります。
桜の木から花びらがひらひらと散っていく様子を見ながら遊歩道を歩いてみましょう。時がたつのを忘れるほどゆったりした時間を過ごすことができますよ。
【大宮公園】さいたま市
都心から電車で行きやすいところで桜を堪能したい!そんな方におすすめなのが、さいたま市にある大宮公園です。
JR大宮駅から徒歩で行くことができるため、アクセスの良さは抜群です。
大宮公園は埼玉県で最も利用者が多い県営公園として県民から愛されてきました。明治18年に誕生し、公園の歴史は130年以上です。
春夏秋冬様々な植物を見ることができることで有名ですが、春には約1,000本の桜が花を咲かせます。
こちらも「日本さくら名所100選」のひとつで、気軽に楽しめる桜の絶景スポットとしても名が知られています。
公園内は面積67.8haと東京ドーム約13個分の広さ。レジャーシートを敷いて、ゆっくり桜を見ながら贅沢な時間を過ごすことができます。
時間がたって桜の花びらが散り始めると地面一面がまるでじゅうたんのようになるのもまた綺麗です。
大宮公園は、「武蔵一宮氷川神社」の境内地から誕生しました。公園を訪れた際にはぜひ神社に参拝にも行ってみましょう。
【元荒川】鴻巣市
最後にご紹介するのは、鴻巣市の元荒川沿いに咲く桜です。
4月上旬になると川の両岸3kmにわたって約500本のソメイヨシノが花を咲かせます。例年、鴻巣では4月上旬に「鴻巣さくらまつり」が開催されます。吹上会場、鴻巣会場、川里会場の3ヶ所で開催され、この元荒川の桜は吹上会場にあたります。
「一度は見に行きたい日本の桜名所&名桜700景」に選定されたことでも知られている観光スポットです。
川の両岸にレジャーシートを敷いてゆったりと過ごせます。元荒川のさくらまつりでは、屋台やお茶を楽しめる野点(のだて)、琴のパフォーマンスなどのステージショー、屋形舟、クジラふきあげ大レースなど様々な催し物が行われます。
クジラふきあげ大レースは、橋の上からクジラの小さなおもちゃを川に投げ入れて、レースを行います。自分のクジラが高順位でゴールした強運の持ち主はゲーム機や食品などの豪華賞品がもらえます。
ただ桜を見るだけでなく参加型のものが多く、わくわくしながら春の到来を感じることができます。
夜になるとちょうちんが点灯し、より本格的なお祭りの雰囲気が楽しめます。夜桜も綺麗なのでぜひ行ってみてください。
埼玉県の紅葉名所 絶景スポットで秋を満喫♪
秋になると木々の葉が色づき始め、今年はどこに見に行こうかと毎年悩まれる方もいるのではないでしょうか?
続いては、埼玉県の人気紅葉スポットをお伝えします。
【国営武蔵丘陵森林公園】比企郡滑川町
先ほど春の花を紹介した滑川町の国営武蔵丘陵公園は、紅葉の名所としても人気です。
紅葉の季節になると公園の中央口付近にあるカエデ園では、首都圏で見るには珍しい約20種、約500本のカエデを楽しむことができます。
例年11月中旬から下旬の16時30分から20時30分の間には「光と森のstory 第二章 紅葉見ナイト(もみじみないと)」が開催されます。
赤や黄色に染まった木々がライトアップされとても綺麗です。
国営武蔵丘陵公園の魅力はライトアップだけではありません。中央口改札や広場、お店など公園内の至る場所はイルミネーションの飾り付けが施され、あたりは煌びやかな世界が広がります。
イルミネーションと一緒に見る紅葉はよりいっそうロマンチックな雰囲気です。イルミネーションというと冬のイメージが強いかもしれませんが、うきうきした気持ちを一足早く感じることができます。
また、夜間イベントとしてフォレストコンサートが行われたり、アーティストや学生たちとコラボしたアートプロジェクトが開催されたりと内容は盛りだくさんです。
飽きることなく紅葉の世界に浸ることができるのでおすすめです。
【月の石もみじ公園】秩父郡長瀞町
次にご紹介するのは、月の石もみじ公園です。明治から昭和にかけて活躍した俳人、高浜虚子の俳句「ここに我 句を留むべき 月の石」が公園の名前の由来になったと言われています。
月の石もみじ公園は埼玉県立自然の博物館の付近にあり、その名の通り紅葉の時期になるともみじ狩りを楽しむことができます。
長瀞は「日本紅葉の名所100選」に選ばれていますが、長瀞町観光協会のHPによるとこちらの月の石もみじ公園は長瀞の紅葉スポットの中で人気No.1だそうです。
公園内はそこまで広くなくこじんまりとした雰囲気ですが、秋の長瀞を十分に感じられます。
公園の近くには荒川が流れています。川のせせらぎをBGMとして聞きながら優雅に鑑賞できます。
また、公園から川まで降りて虎岩という縞模様の岩を見ることもできるので紅葉を楽しんだ後にはぜひ行ってみましょう。
例年11月の16時から21時までは「月の石もみじ公園ライトアップ」も開催されています。
公園内はハート型の大きなオブジェが設置されているなど、写真をたくさん撮りたくなるような光景が広がっています。
【岩畳】 秩父郡長瀞町
一味変わった紅葉の楽しみ方をしたいという方におすすめなのが、同じく長瀞町の岩畳の紅葉です。
岩畳とは、「結晶片岩が荒川の流れによって侵食されてできた河成段丘」のことです。
なんといってもその魅力は、長瀞のライン下りをしながら紅葉を眺めることができる点です。
長瀞の情報に詳しい船頭さんのガイドを聞きながらライン下りを楽しむことができます。荒川の水面に映し出された紅葉もとても美しいです。
ライン下りのコースは全部で3コースあります。ひとつめはウォータパーク長瀞から岩畳(チャレンジコース、約3km約30分)、ふたつめは岩畳から高砂橋(ロマンチックコース、約3km約30分)、そして上述の2つを合わせた全長コース(約6km約60分)です。
親鼻橋から高砂橋までの荒川の両岸は国の天然記念物にも指定されています。対岸にある「秩父赤壁」や「明神の滝」なども見渡すことができ、その眺めは圧巻です。
ライン下りで通る場所はおだやかな流れのところもあれば急流スポットと呼ばれる流れの激しいところもあります。
スリル満点のアクティビティを楽しみながら飽きることなく紅葉も一緒に満喫することができます。澄んだ空気の中で長瀞の大自然を体いっぱいに堪能したい方におすすめです。
【上尾丸山公園】上尾市
最後にご紹介するのは、さいたま市の北側に位置する上尾市の上尾丸山公園です。
1978(昭和53)年に開園したこの上尾丸山公園は、コツメカワウソやワオキツネザルなどの動物と触れ合える小動物コーナーや、大池、児童遊園地、バーベキュー場などが揃った総合公園です。
紅葉の時期になると公園内の木々の葉は色づき始め、公園全体が色鮮やかな世界になります。
もみじやメタセコイアなど、美しい景色にうっとりしてしまいます。およそ2haの大池の水面には紅葉した木々が映り、秋を贅沢に感じることができます。
公園の中央付近には小さな滝が流れているのですが、こちらは多くの観光客に人気な写真撮影スポットです。
滝の流れる音を聞いたり、ゆったりとくつろいでいるカモを眺めたりと楽しみ方は人ぞれぞれです。風情がありとても素敵な雰囲気を味わえますよ。
秋が深まっていき葉が散っていくと、園内の階段はレッドカーペットのように赤いもみじでびっしりと埋めつくされることも。時間の許す限り散策を楽しんで、お気に入りの紅葉スポットをぜひ見つけてみてください♪
埼玉の絶景を見て癒されよう
埼玉県の絶景スポットをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
大迫力の自然に感動したり、カラフルなお花に癒されたり、四季の移ろいを感じることができたりと埼玉県には素敵な観光スポットがたくさんあります。
都市部から離れたエリアも多いですが、少し足を伸ばして心も体も癒されにいきましょう♪
埼玉県在住、20代女性ライターです。大好きな埼玉県を様々な角度からたっぷりお伝えできればと思っています!埼玉の知られざる魅力を発見していただけたら嬉しいです。