今回は、秩父でおすすめのぶどう狩り農園をご紹介いたします。
シャインマスカット食べ放題や秩父限定ちちぶ山ルビーが購入できる農園、ぶどう狩りのほかにバーベキューも楽しめる農園など、おすすめの5ヶ所です。
ぜひ、秩父でぶどう狩りをお楽しみください。
※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。
目次
秩父でぶどう狩りが楽しめる時期

まず、秩父でぶどう狩りを楽しめる時期は、8月上旬から10月頃までになります。
秩父地域は寒暖差の大きい気候が特徴です。その気候により、濃厚な甘みのあるぶどうが栽培でき、埼玉の中でも多くのぶどう農園が集まっています。
農園によってぶどう狩りができる時期は異なるので、事前に確認をするといいですね。

また、ヒムロットシードレスや巨峰、シャインマスカット、ちちぶ山ルビーなど、高級品種や希少品種が、農園や時期によって数種類栽培されています。
目当ての品種があるぶどう好きの人は期間中に何度も足を運んだり、「どの品種が食べられるか、行ってからの楽しみにする」という人もいたり、ぶどう狩りの楽しみ方もさまざまです。
秩父でぶどう狩りをおもいっきり楽しむには、事前に時期を確認して、お出かけ計画を立てるといいですね!
秩父オリジナルのぶどう「ちちぶ山ルビー」
ところで、秩父地域でしか栽培していない、秩父オリジナルの品種「ちちぶ山ルビー」をご存知でしょうか?
高い技術と細やかな管理を要する繊細な品種のため、栽培する農園は少なく「幻のぶどう」といわれています。(30ヶ所の農園で栽培「秩父観光農林業協会2021パンフレット」より)

「ちちぶ山ルビー」は「リザマート」と「ピアレス」という品種の交配で、2007年に発表された品種です。
「ぶどうの女王」といわれるリザマートと「貴婦人」の異名をもつピアレスは、どちらも市場にはめったに出回らない希少品種で、見た目の美しさや上品な甘さが絶賛されています。
そのリザマートとピアレスの良いところをかけ合わせた「ちちぶ山ルビー」は、楕円のスリムな形とルビーの宝石のような紅色が美しく、種がなく、皮ごと食べることができます。また、平均糖度は17度以上の甘さも特徴です。
「ちちぶ山ルビー」は例年、8月中旬頃から販売が始まる予定ですが、時期はその年の天候や農園によっても異なります。「幻のぶどう」だけに人気の高い品種ですので、早めの確認をおすすめします。
このあとは、ちちぶ山ルビーを販売する農園やシャインマスカットの食べ放題もある農園をご紹介していきます!
秩父のぶどう狩り① 体験メニューが充実【小松沢レジャー農園】
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まず最初に、秩父でおすすめのぶどう狩り農園は、秩父郡横瀬町にある「小松沢レジャー農園」です。
小松沢レジャー農園では、天然酵母を使用した土と高濃度酸素を含んだナノバルブ水を用いて、ぶどう畑に屋根をつけることにより、低農薬で栽培をしています。
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そのこだわりのぶどう畑では20種類以上もの品種を栽培し、時期によってさまざまなぶどうを味わうことができます。
粒が大きいと定評がある小松沢レジャー農園のぶどう狩りは「品種おまかせ30分食べ放題」や「シャインマスカット40分食べ放題」のほかに、溶岩バーベキューやそば、うどん打ち体験がセットで選べる「ぶどう狩りセット」もおすすめです!
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また、ちちぶ山ルビーは8月下旬から9月上旬頃が収穫予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
そして、小松沢レジャー農園ではぶどう狩りだけでなく、シイタケ狩りやいも堀りなどの収穫体験、虫とりや川遊びなどの自然体験など、体験メニューが豊富に揃い、季節を問わず一日中楽しめるのも魅力です。
自然いっぱいの広々した園内で、ぶどう狩りを楽しむのはいかがでしょうか。
秩父のぶどう狩り② バーベキュー付きのコースも【秩父フルーツファーム】

つづいておすすめする秩父でのぶどう狩りは、秩父市影森にある「秩父フルーツファーム」です。
秩父フルーツファームでは有機特別栽培を取り入れ、化学肥料や除草剤を使用せず、独自の推肥を使った土づくりで、安心で安全な栽培をおこなっています。
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8月上旬頃からはヒムロットシードレス、9月上旬頃からは巨峰系、9月中旬頃からはシャインマスカットと、時期によってそれぞれの食べ放題が楽しめ、8月中旬から8月下旬頃まではちちぶ山ルビーも販売しています。
なかでもおすすめしたいのが、土日祝限定の「石焼バーベキューとぶどう食べ放題(30分)コース」です。

石焼バーベキューは豚ロースと牛カルビから選べ「お肉も野菜もボリュームがすごい!」「お得感がある!」「ぶどうをお腹いっぱい食べるとバーベキューが食べきれないほど!」という声が多く、大満足な時間を過ごすことができます。
秩父フルーツファームから車で10〜20分圏内に、浦山ダムや秩父神社、秩父ミューズパークなどもあるので、ぶどう狩りと秩父ドライブはいかがでしょうか。
秩父のぶどう狩り③ 大粒シャインマスカットが好評【ぶどう工房 OIKOS】
つぎにおすすめする秩父でのぶどう狩りは、秩父郡長瀞町の「ぶどう工房 OIKOS(おいこす)」です。
ぶどう工房OIKOSは、2017年に直売所や長瀞駅前での販売を始め、2018年から農園での食べ放題を始めた、新しいぶどう園になります。
オーナー二人で丹念に育てるぶどうの中でも、はじけそうなほど実が詰まったシャインマスカットは、実も房も大きいと評判です。
そのほかにも、ちちぶ山ルビーをはじめ、ゴルフボールに例えられるほど大粒でジューシーな「藤稔(ふじみのり)」やジャスミンのような香りが特徴的な「黄玉(おうぎょく)」、幻のぶどう「ブラックオリンピア」など、希少な品種のぶどうも栽培しています。
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ぶどう狩りは30分間の食べ放題で、シャインマスカットや巨峰など、数品種のぶどうを食べくらべできるのも嬉しいポイントですね!
また、園内には屋根があるので、雨の日も安心して利用できますよ。
アットホームな雰囲気のぶどう工房OIKOSで、オーナーたちと会話を楽しみながら、ぶどう狩りをするのはいかがでしょうか。
秩父のぶどう狩り④ SLも見れちゃう!【将門園】

つぎにおすすめする秩父のぶどう狩りスポットは、秩父市荒川日野にある「将門園(まさかどえん)」です。
「気さくな店主と可愛らしいポニーがいて楽しい時間を過ごせた」と、多くの人に喜ばれている将門園。

このぶどう園では8月中旬から10月初旬頃まで、ちちぶ山ルビーやシャインマスカットなど、約10品種のぶどうを販売しています。
ぶどう狩り食べ放題は事前に問い合わせが必要ですので、ご注意ください。

また、ぶどう園から秩父鉄道のSLが走り抜ける風景が見れるのも、おすすめのポイントです。もぎたてのぶどうが味わえ、さらに、のどかな景色を走るSLの迫力を感じられるのは、大興奮のおまけですよね!
将門園でぶどう狩りを楽しんだあと、三峯神社参拝などの奥秩父観光コースはいかがでしょうか。
秩父のぶどう狩り⑤ 駅近でアクセス◎【和銅ぶどう園】

最後におすすめする秩父でのぶどう狩りは、秩父市黒谷にある「和銅ぶどう園」です。
和銅ぶどう園は和銅黒谷駅からわずか1分の駅近で、国道140号線沿いで車でも行きやすいアクセスの良さが、おすすめのひとつですね。
創業から50年以上の歴史がある和銅ぶどう園は、埼玉県エコファーマー認定農園です。
無農薬の天然堆肥を独自で手づくりをし、手間を惜しまず丁寧に栽培しています。

和銅ぶどう園で栽培するぶどうは、ちちぶ山ルビーをはじめ、瀬戸ジャイアンツや伊豆錦、我が道など、スーパーなどでは見ることのない希少な品種を含む13種類で、全て種がないのが特徴です。
いつ行っても、食べやすい種なしぶどうがあるのは嬉しいですよね!
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また、園内の「和銅バーベキューセンター」では、七輪で炭焼きする秩父名物のホルモンや地元山菜などが堪能できます。
ぶどう狩りに訪れた人だけでなく、地域の人も集う人気の場所です。
通常は17時からの開店ですが、9月限定でランチ営業もおこなっていますよ。
秩父産ぶどうや秩父ホルモンなどを食べて、「秩父名物食べ尽くし」はいかがでしょうか。
秩父でぶどう狩りをして秋レジャーを満喫しよう!

いかがでしたか?
今回は、秩父でおすすめのぶどう狩りスポットをご紹介いたしました。
秩父でのぶどう狩りは、人気のシャインマスカットや市場ではなかなか出合うことのない希少品種の食べ放題があり、秩父限定のちちぶ山ルビーがあり、さらに、ぶどう狩り以外のレジャーも盛りだくさんなのが、魅力です。
ぜひ秩父で、もぎたてのフレッシュなぶどうを味わって、秋のレジャーを満喫してください!

埼玉で生まれ育ち、40年以上埼玉に住む、生粋の埼玉人です。埼玉の魅力を楽しく発信していきます!