埼玉のおすすめご当地グルメは?一度は絶対食べてほしい12選!

埼玉のご当地グルメというと何を思い浮かべますか?

大宮ナポリタンや浦和のうなぎ、熊谷の雪くま、鴻巣うどん、秩父のみそポテト、行田フライ・ゼリーフライ…などなど、老若男女問わず楽しめるグルメが充実しています。

埼玉には有名な食べ物がたくさんあります。自分のお気に入りを探してみましょう!

※掲載内容は執筆当時のものです。最新情報は事前にご確認ください。

【大宮】大宮ナポリタン(埼玉のご当地グルメ①)

ナポリタン

はじめにご紹介する埼玉のご当地グルメは、「大宮ナポリタン」です。皆さんもご存じの通り、かつて大宮は「鉄道の街」として知られていました。鉄道員の中で人気だったナポリタンを埼玉のご当地グルメとして復活させたのがこの「大宮ナポリタン」です。

「大宮ナポリタン」の条件としては2つ。ひとつは旧大宮市内にお店があること、もうひとつは埼玉県産の野菜を1種類以上使用していることです。

大宮ナポリタンを食べることができるのは、大宮駅の近くにある飲食店50店舗(2021年4月時点)。店舗によって味はそれぞれ異なります。公式HPには「大宮ナポリタンMAP」が掲載されているため、気になる飲食店をぜひ巡ってみてください。

詳細情報

サイト  大宮ナポリタン
SNS  大宮ナポリタン

ナポリタン

【行田】フライ・ゼリーフライ(埼玉のご当地グルメ②)

行田フライ

続いての埼玉のご当地グルメは、行田名物である「フライ」「ゼリーフライ」です。

フライと聞くと揚げ物のように聞こえますが、行田のフライは焼き物。小麦粉を水で溶いた生地を薄く焼いたものに、ネギやお肉、卵などを入れてソースや醤油のタレをつけていただきます。食感はクレープ、味はお好み焼きに似ているのが特徴です。

ゼリーフライ

ゼリーフライは衣がないコロッケのような見た目をしており、じゃがいもやネギ、おから、人参などヘルシーな食材がたっぷり。1904年~日露戦争の際に中国から伝えられた野菜まんじゅうをルーツとしており、「銭(小判)」のような形をした「銭フライ」が「ゼリーフライ」と訛ったのが名前の由来だと言われています。

詳細情報

サイト  フライ|行田市
サイト  ゼリーフライ|行田市

行田のB級グルメ「ゼリーフライ」

【北本】北本トマトカレー(埼玉のご当地グルメ③)

トマトカレー

北本市の特産品といえば、トマト。「北本トマトカレー」は2011年に開催された「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で見事優勝を果たし、その名が知られるようになりました。優勝後も、よこすかカレーフェスティバルや土浦カレーフェスティバルなどで数々の素晴らしい成績を残しています。

北本トマトカレーの定義としては、「ライスをトマトで赤くすること」「ルーにトマトを使用すること」「トッピングにトマトを使用すること」の3つ。

北本トマトカレーは、埼玉県内では北本市や鴻巣市、伊奈町などの13店舗で食べることができます。

レトルトカレーやカレーフレークなどお家でも気軽に食べられる商品も販売しているので、気に入ったらお家でも召し上がってみてはいかがでしょうか。

詳細情報

サイト  北本トマトカレー
SNS  北本トマトカレー 

トマト

【浦和】浦和のうなぎ(埼玉のご当地グルメ④)

うな重

浦和は沼地が多く、江戸時代には多くの人が魚釣りを楽しんでいました。そんな人たちにうなぎをもてなしたことがきっかけで味の良さが次第に評判となり、中山道を行きかう人たちが次々に訪れたと言われています。

大正時代には開発が始まったことからうなぎはいなくなりましたが、江戸時代から続くうなぎの蒲焼きの伝統的な味は今もなお受け継がれています。

区のマスコットキャラクター、さいたま観光大使としても活躍する「浦和うなこちゃん」も有名! かの有名な漫画家、やなせたかしさんによって作られました。

毎年5月下旬開催の「浦和うなぎまつり」。今年は新型コロナウイルスの影響で規模は少し小さくなりますが、2022年5月28日(土)に浦和駅東口近辺で開催予定です。うなぎの調理実演やお弁当の販売が行われるのでお時間のある方はぜひ訪れてみてください。

うなぎ

【熊谷】雪くま(埼玉のご当地グルメ⑤)

雪くま

日本国内の歴代最高気温1位、2018年7月に41.1℃の記録を出した熊谷市。そんなとても暑い熊谷にぴったりのご当地スイーツグルメが、「雪くま」というかき氷です。

雪くまとして認定される条件は3つ。熊谷でとれた美味しい氷を使用していること、まるで雪のようにふわふわした食感を楽しめること、お店オリジナルのシロップ・食材を使用していることです。

とろけるようなふわふわの食感が楽しめるのが一番の特徴! ジャリっとした普通のかき氷が苦手な方でも美味しく食べられると評判です。

店舗によってメニューが異なり、甘い系やさっぱり系などさまざまです。複数のお店の雪くまを食べて自分の一番のお気に入りを見つけてみてくださいね。

詳細情報

サイト  雪くま|熊谷市
サイト  雪くま|熊谷観光局

かき氷

【鴻巣】こうのす川幅うどん(埼玉のご当地グルメ⑥)

川幅うどん

日本最長の川幅を持つ川は日本のどこにあるかご存じでしょうか。実は埼玉県の鴻巣市と吉見町の間を流れている荒川の川幅が日本一なんです! その幅はなんと2,537m。2kmを超えているとは驚きですね。

そのことにちなんで、鴻巣名物として「こうのす川幅グルメ」が有名になりました。和菓子や洋菓子、とんかつ、鉄火丼などさまざまな種類がありますが、その中でも特に名が知られているのが「こうのす川幅うどん」です。

こうのす川幅うどんの1本の麺の幅はおよそ8cmと幅広いのが特徴。普段食べているうどんとは見た目が全く異なるユニークな形をしているため、少し不思議な感覚を楽しみながらうどんを味わうことができます。

川幅うどんを食べられるのは鴻巣市内の飲食店11店舗です。

詳細情報

サイト  こうのす川幅うどん|鴻巣市
サイト  こうのす川幅うどん|鴻巣市観光協会

【深谷】煮ぼうとう(埼玉のご当地グルメ⑦)

深谷の煮ぼうとう

続いてご紹介するのは、深谷市の「煮ぼうとう」。およそ2.5cmの幅広の麺と深谷ねぎ、白菜、大根、にんじん、しめじなどのたっぷりの野菜を一緒に煮込んだ深谷の郷土料理です。生麺から煮込んでいるため程よいとろみがついており、また醤油味なので誰でも食べやすいのも魅力。体が温まる優しい味を楽しむことができますよ。

深谷市出身の「近代日本経済の父」とも言われる渋沢栄一もこの煮ぼうとうを好んで食べていたと言われています。現在でも命日には煮ぼうとうの会が開催されており、深谷市民の生活には欠かせない大切な郷土料理です。

ホームページには深谷煮ぼうとう食べ歩きマップも載っているので、深谷を訪れた際にはぜひ召し上がってみてくださいね。

詳細情報

サイト 煮ぼうとう|深谷市
サイト 煮ぼうとう|深谷市観光協会

【川越】川越太麺焼きそば(埼玉のご当地グルメ⑧)

川越太麺焼きそば

川越のソウルフード「川越太麺焼きそば」は、その名の通り極太の麺を使用しているのが特徴です。店舗にもよりますが、通常の麺の倍ほどの太さの麺を扱っているお店もあります。

蓮馨寺の境内や川越城の近くなどで食べることができ、昔は子どもが食べるおやつとしても愛されてきました。

もちもち食感の太麺とソースが絡み合っており、何度も食べたくなるやみつきの味! 麺がしっかりしているので食べ応えも抜群です。お店にもよりますが、250〜500円ほどのリーズナブルな料金で食べられるところが多く、気軽に食べられるのも魅力です。

ボリュームたっぷりの焼きそばを味わいたい方はぜひ川越まで足を運んでみてください♪

川越のご当地焼きそば「太麺焼きそば」

【秩父】わらじかつ丼(埼玉のご当地グルメ⑨)

わらじかつ丼

次は秩父の「わらじかつ丼」です。大きなカツがどんぶりの上からはみ出すほどたっぷり乗っており、とてもボリューミー。揚げ物好きにはたまらないメニューです。一足のわらじのように大きなカツがふたつ乗っており、このボリュームは贅沢ですね。

数々の人気女優さんが出演する西武鉄道のCMで取り上げられたことでも広く知られるようになり、秩父の有名なB級グルメとして愛されてきました。

大きなトンカツには甘ダレがしみ込んでいて、ご飯との相性はもちろんぴったり。通常のかつ丼のように卵でとじられていないのも特徴的です。お店にもよりますが、小鉢やお味噌汁などがセットになって販売されているところも多いのでお腹いっぱい楽しむことができます。

わらじかつ

【秩父】豚みそ丼(埼玉のご当地グルメ⑩)

豚みそ丼

秩父の「豚みそ丼」のルーツは、かつて狩りで捕まえたイノシシの肉を保存食とするために味噌漬けにしていたことからきています。豚みそ丼の元祖である「野さか」では秩父ならではのメニューの研究開発を重ね、秩父の伝統食であるこの味噌漬けを応用した豚みそ丼が誕生しました。

味噌につけた豚肉を炭火でじっくり焼き上げているのが特徴。豚肉との相性はもちろん抜群です。少し焦げ目がついた味噌の香ばしい香りを楽しみながら美味しく味わうことができます。こちらもボリュームたっぷりですが、食べやすいみそ味なので女性の方にも人気です♪

豚丼

【秩父】くるみそば(埼玉のご当地グルメ⑪)

くるみそば

自然豊かな秩父では美味しい水を使用したお蕎麦も有名です。同じく秩父名物のひとつである「くるみそば」は、その名の通りくるみの実が入ったくるみだれに蕎麦を入れていただきます。「くるみのたれってどんな味がするの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

くるみは、抗酸化物質やオメガ3脂肪酸などが豊富なことから健康効果が高い食材。まろやかなくるみの風味が味わえると評判で、さらっと食べられるのが特徴です。

最後はくるみだれの中に蕎麦湯を入れて食べるのもとても美味しいので、ぜひ最後まで楽しんでみてくださいね。

chichibu

【秩父】みそポテト(埼玉のご当地グルメ⑫)

みそポテト

最後にご紹介するのは、秩父の郷土料理「みそポテト」。ふかしたじゃがいもを油で揚げた天ぷらに、甘い味噌のたれをつけて食べるB級グルメです。秩父で楽しめるグルメとして有名で、道の駅や秩父の各観光地などでも見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。

もともとは農作業の休憩中などに食べる「小昼飯」のひとつとしても知られており、古くから秩父市民に愛されてきました。子どものおやつや、お酒のおつまみとしても人気です。

店舗によって味付けが少しずつ違うのもポイント。甘めのたれがかかったオーソドックスなみそポテトもあれば、ゆず風味、ピリ辛味などさまざまです。

好みの味のみそポテトを見つけてみてください!

秩父のB級グルメ「みそポテト」

お気に入りの埼玉のご当地グルメを見つけよう♪

豚みそ丼

今回は、埼玉のご当地グルメを紹介しました。

埼玉県では、古くから地域で親しまれてきた郷土料理から近年知られるようになった新しい料理まで数々の美味しいご当地グルメを堪能することができます。

次のお休みには、埼玉のご当地グルメ巡りの旅に出かけてみませんか♪

深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」
大宮駅
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